夫には仕事上の当番制がある。
当番になった日には、夜間であってもいつ事故処理などで呼び出しを食らっても現場にかけつけられるように、
お酒を飲んではいけないことになっている。
社員さんと交代でこの当番を担当している。
ちなみにこの当番手当は、毎月一人当たり20,000円である。
本日はお酒が飲める日だった。
夫は生姜焼き・かぼちゃの煮もの・枝豆をつまみに気分良く食べ、
お酒に酔った勢いに任せてセックスレスの話を始めた・w・;
「夫婦ならスキンシップをしないのは不自然だしおかしい!さっそく今日にでも!!」
「私も悩んでるのよ・・・でも何年もかけてしたくないって思うようになったものは、すぐには治らない。時間をちょうだい」
「いや、おかしい。夫婦だろ?( •̀ω•́ )/」
「だからすぐには難しい・・・」
「いやいやいや~恥ずかしがらなくていいぞ?夫婦なんだから!」
私が恥ずかしがってセックスしたくないと言っているように聞こえるんだろうか・・・
ヒロシの耳ってすごいな・・・
「あのね?ヒロシさん。私、そんな風にしつこくされるとほんとに無理なの。分かってて困る私を見て楽しんでるの?」
「え?いやいやいやいや、そんなんじゃない。ただ夫婦生活を・・・」
「時間をちょうだい、育ませていく時間をちょうだい。」
拗ねるヒロシ。
「ただ共感してくれるだけでよかったのに、今まで私がつらかった日も育児の悩みを共有したかったときも、
あなたは私の傍になんていなかったじゃない。頼みごとをすれば“おふくろなら自分でやるぞ”って一蹴するし。
口を開けばお金の話しかしないし。もっとこう・・・」
「あー、分かった、分かった!おまえが嫌がる話はもうしない。だから近いうちにセックスを・・・」
参った・・・。
まるで処女の気持ちである・w・←図々しい表現にもほどがあるだろwな表現w
どうやってヒロシに抱かれたらいいか全くわからない。
もう・・・
死体のふりしていいですか・・・
_(:o 」∠)_