わたしという人生の簡略的な回顧録 ←コチラで一番最初のブログ記事にした通り、私はちょっと特異な経歴を持っている。

 

私は一度死別をしており、今の夫とは見合い結婚(再婚)である。

 

夫を亡くしてからしばらくは、自分はもうこういう宿命なんだ、独りで頑張って生きていくしかない。

 

とりあえずこの子(前夫との子)を成人させるために働かなくては。

 

と、まだ歩けない我が子を抱っこ紐で抱えたまま何とか気持ちを奮起させたことを覚えている。

 

母子家庭をして5年6年目くらいのことだった。近所のおばさまが、私に見合いをすすめてきた。

 

それが今の夫なのだ。

 

あの時の自分に言いたい。

 

「見合い断れ・w・」

 

と。

 

5月に初めて会って、初めて会ったその日のうちに「結婚したい」と言われ、慌てて「子供がいるのですぐには返事が出来ない」と言い、

 

どういうわけか8月には結婚していた。(´`)=3

 

どのタイミングでキスをするのか、どのタイミングで自分を語るのか、そういうことが全く分からずに、自分のことばかり語ってくる夫の話を

 

私はひたすら無心で聞いていた。

 

 

 

一昔前の日本は、見合い結婚が多かったと聞いている。

 

ものすごい苦労があっただろうなと今となって思う。

 

ヒロシと再婚して7年が経ったが、ヒロシと7年も暮らせるって、

 

ほんともう私どんな人とでも結婚できる気がしているww

 

 

 

チビでデブで品が無く文句が多いって致命的でしょ。

 

 

見合い結婚って自分が出しづらい。

 

それに、年齢差があると、世代間のギャップもある。(人によるんだろうけどね)

 

 

 

 

華々しい恋愛を繰り返していたあの頃の自分が、遠い昔の記憶違いなのかと思えてくるほどだ。

 

スマートにレディファーストをしてくれていたイギリス育ちのハーフだった彼は、今何をしてるんだろうか。

 

まだ夢を追って奮闘しているのか、結婚でもして幸せに暮らしているのだろうか。彼のママのリサは元気なんだろうか。

 

あのガーデンはまだホワイトローズを咲かせているんだろうか。

 

クリスマスの日に、ジャガーでひたすら海沿いをドライブをした彼は、目指していた国家試験に通ったのだろうか。

 

皆それぞれ大きな目標を持っていてそれでいて優しかった。

 

どの彼からも、まるで温室の花のような扱いしかされなかった私が、

 

今じゃヒロシに「おまえが謝れ」などと日々言われているw

 

 

 

 

ものすごい落差!w

 

 

 

すごい修行の道である。

 

しいて言うなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで経験出来なかった苦痛を経験できている。・w・;

 

 

 

 

 

歴代の彼たちと結婚していたら、

 

死ぬまで味わうことはなかったであろう苦行を、している。

 

しかしこれは私個人の結果論であるし、

 

再婚を決めたのも私自身なのだし、

 

個人的な感情論に過ぎない。

 

世の中には見合い結婚をしたって愛を育んで生涯を共にしているご夫婦だって多くいる。

 

 

 

 

ここ最近は、ヒロシにああだのこうだのと言われ続けているせいか、

 

滅多に思い出すこともない昔の彼のことなどを思い出している。

 

まるで割れやすい物にでも触れるかのように優しく優しく抱いてくれた男性のことまでも。

 

 

 

 

 

女性の身体は、散る前にもうひと花咲かせようと覚醒すると聞いたことがある。

 

41歳

 

私もそんな時期なんだろうか・・・

 

 

自分だけは間違った道には進まないと自負していたが、

 

 

つらいなと思う日も、たまには、ある。