さしあたって夫の愚痴もないので

 

かなりの恐怖体験(実話)を披露してみようと思う。

 

独身時

 

風呂に入っていた。築何年になるのだろうか。実家の風呂は古い。

 

風呂に入る前に、着替えを洗濯機の上に置いた。いつもの光景、毎日のルーティンであった。

 

風呂から出ると、ちょっとした違和感を感じる。

 

ん?なんだなんだ?何が違う?

 

視力が悪いのと、風呂上りの曇った視野の悪さのなか、必死で違和感の正体を探ってみる。

 

え~っと・・・

 

脱衣所の窓が開いてるわ・・・

 

閉め忘れたっけ?

 

と、窓の視線を少しずつ下におろすと、窓のところに、デジカメを持った手とデジカメが見えた。

 

瞬時に きゃっ!と声をあげそうになった。

 

が、ハっと息をのんだ。

 

居間にいる母に知らせなければ!

 

バスタオルで全身を包んで、ドアをそっと開けた瞬間に、

 

盗撮犯は大きな足音を立てながらものすごい速さで走り去って行った。(足音でわかる)

 

居間にいた母にすぐに事情を説明し、警察を呼ぶ。

 

実家風呂場の裏側には一斗缶が置いてあり、犯人はそれに上って盗撮をしていたらしい。

 

部屋着に着替え、

 

半乾きの髪もそのままに、警官に状況を説明する。

 

一人の警官が私の年齢をたずねる。

 

何歳だっただろうか・・・25歳くらいだったかと思う。

 

自分の年齢を言うと警官は、

 

「@@ 10代かと思った・・・そっち系の趣味の男の仕業ですかね」

 

と笑う。

 

あのな・・・

 

化粧落とせば女は誰だって多少は若く見えるもんなんだよ#

 

それをなんだ?

 

そっち系の趣味って

 

どっちだよ#

 

というか、人が怖がってるのになんか楽しんでないか?

 

だから警察は嫌いだ。

 

盗撮に遭ったのはこれが初めてではない。

 

地元のスーパーに10代の頃短いスカートをはいていったとき、

 

買い物カゴも持たない不審なおっさん(セカンドバッグを小脇に抱えていた)が、

 

私の足元にバッグを落としてきた。

 

拾う拍子に片足をやたらこっちに伸ばしてくる。

 

不自然過ぎる!!!

 

絶対靴の先にカメラついてるやつじゃん!!!

 

そう思って母と警備員を探した隙に、男は逃走した。

 

くっそ・・・

 

どこかで出回ってるんだろうな・・・

 

私のパンツ。

 

つか人選ミスじゃねーのか?

 

もっと綺麗な女どこにだっているだろ・・・