地中海で見られた金星蝕、太平洋で見られた金星食の天体ショーです。

【2012/6/6、地中海にて金星蝕】

金星蝕とは、金星が太陽の前を通過するので天文学的には「太陽面通過」ないし「日面通過」と表現します。

地中海での最初の朝、期待して日の出を待ちます。

幸いなことに天気に恵まれて真ん丸い太陽を拝めました。
金星の影を確認、揺れる船上で手持ち撮影のためボケてしまいます。

徐々に太陽が昇ると金星の影が判別しにくくなります。

完全に昇ると太陽の明るさに負けてほぼ識別できなくなりました。

穏やかな地中海と天体ショーのサービスに感謝。

この日の夕日です。雲に邪魔されることなく沈んでいきます。

真ん丸太陽がそのまま海面に接しました。ジューと音がしませんか?

綺麗な形での日没、グリーンフラッシュを期待して見守ります。

没する瞬間に水平線に緑の光が走るという「グリーンフラッシュ」、
残念ながら現れません、海面が鏡の様なナギでは無かったからでしょうか。

【2012/8/14、太平洋にて金星食】

金星食とは、金星の前を月が横切って、金星を隠す現象です。

前日の8/13未明に撮影した金星と三日月の位置関係です。

8/14未明、いよいよ金星食の始まりです。

三日月の下に金星が接近しています。

月のそばをかすめるように移動します。

月星マークで某メーカーの登録標章のようです。

このあたりから夜空に浮かぶビエロの笑い顔になりました。

不気味な笑い口と付けボクロでしょうか。

日の出が始まり、空が明るくなってきました。

徐々に金星が離れていきます。

三日月と金星の天体ショーでした。

航海ではシンガポール辺りで南十字星も見られました。
船の揺れと水平線の気象条件に負けて静止した写真を撮れませんでした。
赤道を越えないと良い角度にならないようです。