4:30に起床、昨日購入したコンビニお握りで朝食。
外は予報通りに小雨が降り出して冷え込んでいます。
 
【4/14、300名山:猿ケ馬場山(さるがばんばやま)-1875m】

雨具とスパッツを着用し、5:00に宿のある白川村萩町-500mから出発。

宿の裏道から林道に入るとすぐに残雪のラッセルになりました。

雨で緩んだ残雪はズボズホと足が潜ります。

猿ケ馬場山は登山道が無く、積雪期に登られる山のためガイドの足跡を辿ります。

スキー滑走跡が残っていましたので目安にしながら登りました。

7:30に1100m付近の宮谷林道に合流。
ここでスノーシュウとワカンを装着した二人組が追い越していきました。

白川郷の谷間に霧が立ち込めています。

小雨は降り続き、前方にはガスが立ち込めて視界はありません。

つぼ足ラッセルの連続でガイドが疲れたため、私が交代し急斜面で300mの標高を稼ぎました。
柔らかな雪面を二度踏みしてステップを作るため、かなり疲れます。

唯一の目印となる作業小屋1600m付近を10:00に通過。

当初は固い雪面をアイゼンで歩ける見込みでしたが、全コースがボコボコで中々進めません。

7:00に出発したというスノーシュウの若い二人組が追い越していきました。
この雪面状況ではワカンやスノーシュウ装着が必須ですが、
冬山装備持参と書くとツアー参加者が集まらないとのことで、次年度に検討したいとのこと。

サブガイドの頑張りで小さなアップダウンを繰り返して山頂に向かいます。
下山するスノーシュウとワカンの二人組とすれ違い、一時間以上の差がつきました。

結局、この山行では アイゼンの出番無しで時間切れ撤退の可能性もありました。

広い雪原になると先行した若い二人組が雪壁を作って昼食中でした

ここが山頂のようで、木の上に標識があります。
12:30に山頂に到着、5時間の見込みが7.5時間もかかってしまいました。

 とにもかくにも制限時間ギリギリで撤退せずに登頂できましたので全員で万歳三唱。

冷たい風雨の中で素早く昼食を済ませて12:50に下山開始。
白山や北アルプスの展望はお預けですが、再登山は無いでしょうね。

下山は楽になるかと思いましたが、小雨と気温上昇の影響で
登ってきた踏み跡を辿ると更にズボズホと潜ります。

樹林帯の中では頻繁に腰まで潜り、救出に時間を取られます。

作業小屋を14:20に通過。
下山予定の15:00には間に合いませんのでバスの運転手に電話していました。

午前中に通過した踏み跡ですが、更に緩んでズボズボと崩れて潜ります。
スノーシュウの若い二人がスイスイと追い越していきました。

宮谷林道合流地点を過ぎて白川郷が見える沢沿いを下ります。

自由に雪面を駆け下りると楽に早く降りられますが、
隊列の踏み跡を辿る歩きでは足元が不安定に崩れて疲れます。

やっと雨が止みましたが、足元に注意して慎重に降ります。
隠れた枝の間に潜って足が挟まり、骨折しそうな危険箇所がありました。

やっと白川郷裏山の林道に出て一安心です。

宿泊した民宿の裏手に出ると駐車場はまもなくです。

この萩町分岐の右側が登山口の林道入口になります。

16:50にバスの待つ駐車場に帰着。

12km、40,000歩の残雪登山で、9時間の予定が12時間かかりました。
ズボズボラッセル100%の残雪歩きでは止むを得ませんね、疲れました。

近くのコンビニで飲み物を購入後、今夜の宿に向かいます。

北陸道・高鷲ICを経て19:00に白鳥高原スキー場近くの宿に到着。
急ぎ30分で入浴して19:30より夕食。

スキー客向けの乾燥室があり、濡れた登山靴や雨具、装備を完璧に乾かすことができました。

明日は300名山の野伏ガ岳-1674mに登ります。