石油系合成界面活性剤の特徴と危険性

シャンプーや育毛剤などの成分として避けたほうが良いと言われているのが「石油系合成界面活性剤」ですね。私もシャンプーや育毛剤の勉強を始めて最初に覚えた言葉がこれだったと記憶しています。


シャンプーや育毛剤などには、成分が一覧表示されています。その中で、「硫酸○○」とか「ラウレス○○」「ラウリル○○」などと表示されている成分の多くは、この石油系の成分だと言えます。


でわ、なぜこれらの成分が頭皮に良くないと言われるのでしょうか？




それは、脱脂力とタンパク質変性作用が強いと考えられているからです。


脱脂力とは、頭皮の皮脂や汚れを除去する力で、洗浄力が強すぎると言うことを意味します。また、タンパク質変成作用というのは、皮膚はタンパク質で構成されており、その構成を変性させてしまうことで細胞の活動を抑制してしまうと言うことを意味します。


ネットで売れているシャンプーの多くは、この石油系合成界面活性剤を排除しているシャンプーが殆どです。あなたが使っているシャンプーにこれらの成分が配合されていないかどうかチェックしてみると良いですね。

薬用凌駕（アランテ２）の評価レビュー

今回は世界中で２０万本以上を販売しているという薬用凌駕（アランテ２）のレビューをご紹介しようと思います。以下が実際に郵送で届けてもらったときの写真です。





中身は育毛剤と納品書などだけでしたが、結構な大きさの箱で届いたのでビックリしました。





やはり凌駕のパッケージにはインパクトがありますね。公式ホームページもそうなんですが、とにかく「効果がありそう」な印象を全面的にアピールされています。


ただこれに関しては個人的にはあまり良い印象を受けませんね。抽象的な表現が多く、具体的に何がどう良いのかなどがはっきりと伝わってきません。


「生薬ヨウ化ニンニクエキス」という成分が最も代表的な成分のようですが、何がどう良くて「毛母細胞を限界まで活性」するのかさっぱり分かりません。




≪実際に薬用凌駕を使ってみての感想≫





実際に使ってみると色は無色透明で香りは柑橘系の香りがします。これは成分に「オレンジ油」が入っているからでしょう。


手のひらに付けてみると、直ぐに馴染んで一瞬だけ消毒液のようなニオイがします。ただその後は殆ど無臭なので、頭皮から育毛剤のニオイが臭うという心配はいらないでしょう。


薬用凌駕（アランテ２）は医薬部外品の育毛剤ですので、有効成分も配合されていますので効果の期待は持てるでしょう。


ただ、個人的にはホームページの表現が誇大だと感じる事があまり好きになれないので、お勧めはしない育毛剤の一つです。


私がお勧めしている医薬部外品の育毛剤は、薬用ポリピュアEXです。⇒レビューはこちら！

頭皮が乾燥する原因

人の頭皮は、皮膚です。何を当たり前のことをと思った人も多いでしょうが、実に頭皮と皮膚は別物だと考えている人が多いようです。


頭皮も皮膚の一部で、角質の新陳代謝によって生まれ変わっています。その新陳代謝が正常に行なわれなくなると、トラブルが多くなり、結果薄毛のリスクを高めてしまうのです。


そのもっとも初期段階といえるのが、頭皮の乾燥です。あなたは、かゆみが多く、細かいフケが出ていませんか？


頭皮には皮脂が必要だと言うことは別の記事でご紹介しました。（参照：皮脂を邪魔者だと勘違いしている人が多い ）この皮脂が不足することが、頭皮が乾燥する最も大きな原因なのです。




基本的なことですが、この皮脂を取り過ぎないこと、つまりシャンプーの質や回数などに注意するだけでも、頭皮の乾燥は大きく改善されるでしょう。


市販品シャンプーの８割以上に「石油系合成界面活性剤」や「着色料」「香料」などの化学合成物質が配合されています。


これらは皮脂を落とす脱脂力が強く、必要な皮脂まで落としてしまい、さらに皮膚のタンパク質を変性させてしまう危険性があると言われています。


頭皮が乾燥して困っている人は、まずはアミノ酸系シャンプーなど地肌に優しい安全なシャンプーを使ってみるといいでしょう。


私がもっとも一押ししているシャンプーは、「アルガンＫ２シャンプー 」です。是非参考にしてみて下さい。