「カラオケ」になってる僕の読み聞かせ?IN上野の森親子ブックフェスタ | 絵本読みたがり屋けんちゃんの 絵本あれこれ日記

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絵本のことや、保育園での仕事のことや、映画のことや、芝居のことや、気が向いた時に書きたいことをブラブラと書いています。

今日は毎年GW恒例の「上野の森 親子ブックフェスタ」へ。

やっぱりあれだけ絵本が集まり、しかも2割引!
買えば買うだけ割引の金額が多くなるわけですよ!
普段、絵本を10冊買うと大体¥15000くらいにはなる。しかしだ、このイベントでは¥9000ちょいですよ!これは買うしかないでしょっ!!!
と言うわけで、買いました。


今回買った絵本で特に気になったのが写真にも載せた4冊。
「空の飛びかた」「太陽といっしょ」「ライフ」「いきる」
「空の飛びかた」はなんとも馬鹿げた、でも真剣さが伝わるナンセンス絵本。ペンギンが空を飛ぶ話し。

「太陽といっしょ」はなんだか気になり手にとると、スーッと買い物袋の中に吸い込まれた不思議な絵本。

「ライフ」は、絵本セラピーの資格を取るための講座で瑞雲舎の代表が読んでいた絵本。正直、初見はあまり興味がなかったのだけれど、時間が経つにつれて気になる度合いが高まり、見つけた時には即座に袋へGO。

「いきる」は、言わずと知れた谷川俊太郎の有名な詩を絵本にしたもの。うっちー先生が紹介してたので取り敢えず買ったのだが、いい。いいよ。すごくいい。詩と離れた挿絵かと思ったけど、読み進める度に詩と挿絵が世界を一つにしていく。重みのある言葉が連なっているから、挿絵がそれを読みやすくしている・・・だけではなく、なぜだか日本的な懐かしさを感じさせる情緒溢れるものに。

瑞雲舎のブースに代表である井上みほ子さんがいるかなと思い顔を出す。すると、いた。挨拶をすると、読み聞かせの話に花が咲く。
絵本セラピーの講座の時、僕は井上さんに「ステレオタイプに流れてくる読み聞かせのガイドラインに納得がいかない。井上さんはどうお考えでしょうか」と聞く(実際にはどんなガイドラインなのか、なぜ納得いかないのかをお伝えさせていただき、沢山お話を聞かせてくださった)。
すると井上さんは「乳児は想像力がまだ乏しいから、大きく声色を使ったりして読んでもいいのではないか。でも、幼児は想像力もつき色々なことを考えられるから、最低限にした方がいい」と、ご自身の経験から話を聞かせてくれる。

ブースでその時の話になり、すると「時折カラオケみたいになっている読み聞かせを見る」と仰る。詳しく聞くと、読んでいる自分に気持ち良くなり、観ている人の事を考えない。絵本の中には充分に伝えるべきものが詰まっているのだから、読み手が過剰に何かを入れると余計なものになってしまう、ということだ。
ドキッとした。
すんごいドキッとした。
そして、いい話を聞いた。
そして思う、いい読み聞かせってなに?と。
気持ちを込めるってなに?と。
村中衣衣さんの書籍が頭をよぎる。
「子どもと絵本を読みあう」って書籍が。

あー、当然ですがまだまだ修行不足ですな。
だから、ドンドンやっていこうと思う。
やらんと分からんよ。
やって、考えて、やって、考えて、振り返って、これを繰り返しながら、一つ一つのことを大事にしていこう。

暑く、忙しい中、話を聞かせてくれた井上みほ子さんに感謝。
ちなみに、瑞雲舎は気持ちを込めて絵本を出版する出版社だからいい絵本が本当に多いです。
何を買えばいいか迷った時には、瑞雲舎の絵本を手にとり眺めてみることをオススメします。