そんなに面白くなさそうだなと思って避けていた1冊。
いつのいまにか、カミさんが買っていて借りてみた。
米澤穂信「インシテミル」。
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえる。
そんな破格の仕事に応募した十二人の男女。
とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった。
まずタイトル「インシテミル」が何を意味するのかが気になる。
「(押)韻してみる」・・・ヒプホプか?
「inしてみる」・・・「入っちゃう?」みたいな。
で、結局のところは・・・読めばわかるよ。
なぜ、こんな実験をするのかということは語られず、なんだか不完全燃焼。
つうか、全体的に弱い印象。
もっと面白く書けるような感じがするんだけど。
映画が当たれば続編もあったりするのか?
そんな終わり方だった。
後で気づいたけど、読了時の後味の悪さでダントツだった「ボトルネック」の著者じゃないか。
何となく好きになれない理由はソコか。
