誉田哲也の「ソウルケイジ」。
「ストロベリーナイト」の続編・・・事件自体に繋がりはないので主人公・姫川シリーズの方が良いか。
多摩川土手に乗り捨てられたワンボックスカーから、血塗れの左手首が発見される。
姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。
しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が…。
前作「ストロベリーナイト」は猟奇殺人事件というある種「派手」で「動」の話だった。
今作は「血塗れの左手首が発見された」という導入部分こそ衝撃的だが、話の展開は「静」である。
そして刑事達の地道な捜査で浮かび上がる事件の真実は、はかなくて悲しくも深い愛情に満ちている。
「父性」がテーマの1冊。
主人公・姫川も魅力的だが、ライバルとして登場する日下も、案外良いヤツだ(笑)
