※とても長いです。ただ長いです。つまんないです。それでも読むよって言ってくれる方、ありがとうございます。
その人には届かないと、分かっているから。
ここに書くのだ。
そして、誰が読むのだろう…とも思っているから。
ここに書くのだ。
小学校1年生の時。正確には、幼稚園の卒園式が終わってから。
私は、父親の仕事の都合で千葉県へ引っ越した。
入学式。
知らない道を母と歩き、知らない門をくぐり、人だかりへ辿り着く。
クラス別に色分けされた名札の1つを受け取った。そして学級名簿。
誕生日で出席番号が決まるなんて、変わった学校だな…
だから、早生まれの私は出席番号が後ろの方だった。
隣に座った出席番号が同じの男の子。
最初は全然、気にもならなかった。
その後、どういう流れだったか覚えていないけど、同じマンションに住んでいると知って、一緒に登校することになった。
ま、小学生なんてそんなもん。
学級の先生にもクラスメイトにも恵まれて、友達は男女ともに多かった。
学校でも、放課後でも、みんなと遊んだ。
いつも一緒だったのはその男の子だった。
その男の子は、特別に人気者というワケでもなく、そこそこのムードメーカーの普通の子だった。
彼の周りには、友達が溢れてた。
私は、友達を超えた特別な感情を抱いた。
「好き」と「憧れ」の気持ち。
これが私の初恋。
生活の授業で、「将来の夢」を発表した時…
何人か当てられて、私が当てられた。
アガり性の私は心臓をバクバクさせながら立ち上がって「お花屋さんになりたいです」と答えた。
幼稚園の時からの夢だったの。ふふ、ありがち。
フゥ…と長く感じた短い発表を終えて席に座った途端、バッと隣の子が立ち上がった。
「僕も!お花屋さんになりたいです!」って…その男の子が言ったの。
その子のお母さんは、お花屋さん。その時は「お母さんの手伝いをするんだ!」って言ってた。
もっと好きになった。
その子が席に座って、私を見てニカッと笑った。「一緒だね」と言わんばかりに。
もっともっと好きになった。
秋口の掃除時間。
庭の花壇を割り当てられた私の班は、種を落としきったひまわりを引っこ抜いてた。
手を滑らせた私は茎で指先を切り、血をにじませていた。
ハンカチで押さえて、掃除時間が終わってから保健室に行こうと思っていたが、グンッと腕を引っ張られた。
その男の子だった。
「バイ菌が入ったら大変!先生!先生!」
叫びながら保健室へ走って、外から保健室の窓をしきりに叩く彼。
「ゃ、上靴履いて、ちゃんと中から入ろうよ…」と思いつつも嬉しかった。
ただただ好きの気持ちが強くなった。
2年生の秋、こっちに帰ってくることが決まって、担任の先生がお別れ会を開いてくれた。
フルーツバスケットとか、爆弾ゲームとかいっぱい遊んだ。
最高のクラスだった。
そう、この担任の先生が最高で、「先生になりたい」って思った。
給食も、ゲームの最中も、その男の子と一緒にいた。
写真を見ても、ずっと隣(笑)
こっちに帰ってきてから、何度手紙のやりとりをしただろう?
小学生なのに、一人前に暑中見舞いだなんて(笑)
どれだけ電話をしただろう?
高校生になって、連絡手段がメールになって、mixiになって…
でも、そうして繋がりが持てたところで、特別、昔ほどに連絡は取らなくなってしまった。
大学生の時、彼が珍しくmixiに書き込んでいた。
社員旅行でこっちに来ているらしい。
会いたい。
でも、社員旅行だから時間も取れないだろうし、無理かな…
でも、この機会を逃すと、次に会うのはいつになるのか…
次になった時、その時は会えるのか…?
次は来るのか…?
…連絡だけしてみた。
彼はすぐにメールをくれた。
自由時間とか、いろいろと調整してくれた。
でも、無理だった。会えなかった。
本当に残念だった。
でも、連絡を何度も取ってくれたこと、調整しようとしてくれたことが嬉しかった。
昔と変わらないな、優しいまんまだ。
その後、また連絡を取らなくなった。
仕事を始める少し前にFacebookを始めた。
ある時、千葉の友達の名前を検索した。
最初に調べたのが彼の名前だった。
こうもあっさりと見つかるものなのか…というほど、あっという間だった。
でも、しばらく友達申請ができずにいた。
何を話していいのか、Facebookに変な投稿をしていないか、考えているうちに時間だけが流れた。
そして、ある日、思い切って友達申請をした。
その後、連絡がメールからLINEに変わった。
それとない話題が毎日続いた。
楽しい、嬉しい、幸せ。
LINEで、今回の東京・千葉の旅の話をしてみる。
「会おうよ!千葉おいで!」
嬉しかった。
伊能忠敬も好きだけど、今回の旅は彼に会うための旅行でもあった。
再会の約束ができてから、ドキドキ!
…は、そんなになかった。緊張もワクワクもない。
「無」(笑)
ホントコレ。
でも、会う直前「ココで待ってて!」と言われた場所で待っている間は、ソワソワしてた。
どんな声になったのかな?
背ェ伸びたって言ってたけど、どのくらいかな?
仕草とか、どんなかな?
どんな服で来るのかな?
髪型は?
性格は?優しいまんまでも、ヤンキーとかになってたらどうしよう…
迎えに来たその人の顔は、昔私の隣にいた少年のままだった。
背が高くて、前歯がきちんと生えてた(笑
「変わったね」って言われた。
「そうかな~?」って言いながら「良い方に?悪い方に?」って思ってた。
「変わんないね」って言った。
「嘘~?みんなからは『変わったよね』って言われるよ」って言われた。
その当時の友達を呼んでくれて、たくさん話してくれた。
何を話していいのか分からなくなっていた私にはちょうどいいくらいに、質問も同級生の話も尽きなかった。
ご飯も美味しかった!
でも、少し淋しかった…
それは、千葉での思い出話。
「俺さ、○○君と△△君に呼び出されたんだよ、体育館に。」
(え、小学生だよね?)
「そしたらさ、『今日、○○君、あんどちゃんに告白するんだってさ!』って。」
(あぁ~、そんなことあった気がする。)
「それで『お前、毎朝あんどちゃんと一緒に登校してるみたいだけど調子乗んなよ!』って。」
(わ、それ私が調子乗るわ~。ってか、小学1年生で私のモテ期は終わってたのな\(^o^)/)
「俺、ポカーンてなってさ。」
(え?)
「小1でそんなこと言われてもね」
(…そうだよね、同じマンションだから一緒に登校してただけだもんね。)
彼はそういう人。「みんなに優しい」、「みんな平等」…
夜中まで飲んで、ホテルまで送ってくれた彼は、小学1年生の時に好きになった男の子と全く同じ人だった。
彼ほど優しくて真面目な人になら、言えたかなって思ってた。
けど、結局言えなかった。
「貴方は私の初恋。」
大切な大切な小学校2年間の思い出の友達。
大好きな大好きな友達。
その人には届かないと、分かっているから。
ここに書くのだ。
そして、誰が読むのだろう…とも思っているから。
ここに書くのだ。
小学校1年生の時。正確には、幼稚園の卒園式が終わってから。
私は、父親の仕事の都合で千葉県へ引っ越した。
入学式。
知らない道を母と歩き、知らない門をくぐり、人だかりへ辿り着く。
クラス別に色分けされた名札の1つを受け取った。そして学級名簿。
誕生日で出席番号が決まるなんて、変わった学校だな…
だから、早生まれの私は出席番号が後ろの方だった。
隣に座った出席番号が同じの男の子。
最初は全然、気にもならなかった。
その後、どういう流れだったか覚えていないけど、同じマンションに住んでいると知って、一緒に登校することになった。
ま、小学生なんてそんなもん。
学級の先生にもクラスメイトにも恵まれて、友達は男女ともに多かった。
学校でも、放課後でも、みんなと遊んだ。
いつも一緒だったのはその男の子だった。
その男の子は、特別に人気者というワケでもなく、そこそこのムードメーカーの普通の子だった。
彼の周りには、友達が溢れてた。
私は、友達を超えた特別な感情を抱いた。
「好き」と「憧れ」の気持ち。
これが私の初恋。
生活の授業で、「将来の夢」を発表した時…
何人か当てられて、私が当てられた。
アガり性の私は心臓をバクバクさせながら立ち上がって「お花屋さんになりたいです」と答えた。
幼稚園の時からの夢だったの。ふふ、ありがち。
フゥ…と長く感じた短い発表を終えて席に座った途端、バッと隣の子が立ち上がった。
「僕も!お花屋さんになりたいです!」って…その男の子が言ったの。
その子のお母さんは、お花屋さん。その時は「お母さんの手伝いをするんだ!」って言ってた。
もっと好きになった。
その子が席に座って、私を見てニカッと笑った。「一緒だね」と言わんばかりに。
もっともっと好きになった。
秋口の掃除時間。
庭の花壇を割り当てられた私の班は、種を落としきったひまわりを引っこ抜いてた。
手を滑らせた私は茎で指先を切り、血をにじませていた。
ハンカチで押さえて、掃除時間が終わってから保健室に行こうと思っていたが、グンッと腕を引っ張られた。
その男の子だった。
「バイ菌が入ったら大変!先生!先生!」
叫びながら保健室へ走って、外から保健室の窓をしきりに叩く彼。
「ゃ、上靴履いて、ちゃんと中から入ろうよ…」と思いつつも嬉しかった。
ただただ好きの気持ちが強くなった。
2年生の秋、こっちに帰ってくることが決まって、担任の先生がお別れ会を開いてくれた。
フルーツバスケットとか、爆弾ゲームとかいっぱい遊んだ。
最高のクラスだった。
そう、この担任の先生が最高で、「先生になりたい」って思った。
給食も、ゲームの最中も、その男の子と一緒にいた。
写真を見ても、ずっと隣(笑)
こっちに帰ってきてから、何度手紙のやりとりをしただろう?
小学生なのに、一人前に暑中見舞いだなんて(笑)
どれだけ電話をしただろう?
高校生になって、連絡手段がメールになって、mixiになって…
でも、そうして繋がりが持てたところで、特別、昔ほどに連絡は取らなくなってしまった。
大学生の時、彼が珍しくmixiに書き込んでいた。
社員旅行でこっちに来ているらしい。
会いたい。
でも、社員旅行だから時間も取れないだろうし、無理かな…
でも、この機会を逃すと、次に会うのはいつになるのか…
次になった時、その時は会えるのか…?
次は来るのか…?
…連絡だけしてみた。
彼はすぐにメールをくれた。
自由時間とか、いろいろと調整してくれた。
でも、無理だった。会えなかった。
本当に残念だった。
でも、連絡を何度も取ってくれたこと、調整しようとしてくれたことが嬉しかった。
昔と変わらないな、優しいまんまだ。
その後、また連絡を取らなくなった。
仕事を始める少し前にFacebookを始めた。
ある時、千葉の友達の名前を検索した。
最初に調べたのが彼の名前だった。
こうもあっさりと見つかるものなのか…というほど、あっという間だった。
でも、しばらく友達申請ができずにいた。
何を話していいのか、Facebookに変な投稿をしていないか、考えているうちに時間だけが流れた。
そして、ある日、思い切って友達申請をした。
その後、連絡がメールからLINEに変わった。
それとない話題が毎日続いた。
楽しい、嬉しい、幸せ。
LINEで、今回の東京・千葉の旅の話をしてみる。
「会おうよ!千葉おいで!」
嬉しかった。
伊能忠敬も好きだけど、今回の旅は彼に会うための旅行でもあった。
再会の約束ができてから、ドキドキ!
…は、そんなになかった。緊張もワクワクもない。
「無」(笑)
ホントコレ。
でも、会う直前「ココで待ってて!」と言われた場所で待っている間は、ソワソワしてた。
どんな声になったのかな?
背ェ伸びたって言ってたけど、どのくらいかな?
仕草とか、どんなかな?
どんな服で来るのかな?
髪型は?
性格は?優しいまんまでも、ヤンキーとかになってたらどうしよう…
迎えに来たその人の顔は、昔私の隣にいた少年のままだった。
背が高くて、前歯がきちんと生えてた(笑
「変わったね」って言われた。
「そうかな~?」って言いながら「良い方に?悪い方に?」って思ってた。
「変わんないね」って言った。
「嘘~?みんなからは『変わったよね』って言われるよ」って言われた。
その当時の友達を呼んでくれて、たくさん話してくれた。
何を話していいのか分からなくなっていた私にはちょうどいいくらいに、質問も同級生の話も尽きなかった。
ご飯も美味しかった!
でも、少し淋しかった…
それは、千葉での思い出話。
「俺さ、○○君と△△君に呼び出されたんだよ、体育館に。」
(え、小学生だよね?)
「そしたらさ、『今日、○○君、あんどちゃんに告白するんだってさ!』って。」
(あぁ~、そんなことあった気がする。)
「それで『お前、毎朝あんどちゃんと一緒に登校してるみたいだけど調子乗んなよ!』って。」
(わ、それ私が調子乗るわ~。ってか、小学1年生で私のモテ期は終わってたのな\(^o^)/)
「俺、ポカーンてなってさ。」
(え?)
「小1でそんなこと言われてもね」
(…そうだよね、同じマンションだから一緒に登校してただけだもんね。)
彼はそういう人。「みんなに優しい」、「みんな平等」…
夜中まで飲んで、ホテルまで送ってくれた彼は、小学1年生の時に好きになった男の子と全く同じ人だった。
彼ほど優しくて真面目な人になら、言えたかなって思ってた。
けど、結局言えなかった。
「貴方は私の初恋。」
大切な大切な小学校2年間の思い出の友達。
大好きな大好きな友達。