韓国旅行 忠清北道5日目  清涼里 | 韓国旅行記

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歴史、文学、伝承、民話、美術、飲食などを絡ませながら旅します。

今から、ソウルの方に戻ります。

豊基駅から中央線で清涼里に行きます。

中央線(清涼里⇔原州⇔堤川⇔豊基⇔榮州⇔安東⇔永川⇔慶州)

ソウルの東北部にある清涼里駅(청량리)から慶州駅まで結ぶ路線が一般的な中央線で、この中央線は全線ムグンファ号列車が走っています。


豊基から昨日行った丹陽(タニャン)や提川(チェチョン)を通り過ぎ、清涼里までムグンファに乗って行きます。

辺りはもうすっかり暗くなっています。

列車が来ます。ホームに行きます!


待合室からホームに向かう入り口の足元にこんなのがありました。

顧客信頼線』
と書いてあります。
『あなたを信じます。料金を払った人だけこの線を渡れます。』(笑)

韓国の鉄道は入る時も出るときもチェックが無いんです。無賃乗車をしようと思えば出来そうです。

ソウルの地下鉄等は日本と同じように改札システムがちゃんと出来てます。切符の買い方などは日本より進んでいます。

しかし、国鉄は甘いんです。
何故に?

それに乗車料金も安いです。

勝手な考えをしました。もしかして貧しき農民に対してのお目こぼしかも。田舎で作った農作物を都会に売りにいく農民の生活を思い、見て見ぬふりをしてるのかも。

もしそうなら、払える者は払い、払えない者はそのまま乗り、皆で利用する、これぞ国鉄ですね。



五日目の朝の清涼里駅です。


清涼里市場です。









青果物卸売市場と書いてあります。

ここ清涼里は日本で言えば上野駅ですね。
この清涼里市場はアメ横でしょうか。

東北などからの物資が上野に集まり、アメ横で捌かれるように、

中央線を通り地方の農産物などがここに集まり、そしてソウルを始めとした全国に送られ捌かれて行くのでしょう。

ここ清涼里に来てみて
同じソウルでありながら、ソウルとはまた違う雰囲気を持っているのを感じます。

どうも、上野駅やアメ横が思い出されます。

少しくすんだ色味の街という印象です。
庶民の暮らしが息づく街、生活の臭いがプンプンするそんな街でした。

駅前に仁川行きのバスが停まってます。これに乗って空港に行くことにします。

これで今回の5日間の旅も終わりです。

韓国 忠清北道 
忘れられない旅になりました。

旅行中、沢山の人に親切にされ、お世話になったことが思い出されます。

空に向かって、ありがとー

読んでくれてありがとー✨

また旅します❗