三日間で駆け巡った墓参行の中、空いた時間に法務局やら県庁やら国税局やらを訪ねたのは「個人的に調べていることの一つが地券台帳の実物を何とかして見せてもらえたら少しはわかりはじめるかもしれない」と考えたからだったが、結局、旅の間にはその所在もなにもわからなくて、親切に調べて下さった国税局の方から昨日昼間に電話連絡があって、「そのものは明治22年の土地台帳制度のスタートに伴って地租改正のための資料一式のなかに含めて大蔵省から法務省に移管されているはず。ただ法務局の担当の方が『私も地券台帳実物を見たことは一遍もない』と言われていたということから推察するに、法務省関連のどこかの倉庫奥に仕舞い込まれているものの誰にもわからなくなっているのかもしれません。お役にたてず申し訳ありません」とのこと。知りたいことは別の方向から調べるしかない。。