昨日の横浜歌会で永田和宏主宰が仰有っていたことでとりわけ印象的だったのは、昨日の歌会のまぼろしを詠まれた一首について、「日本語のなかで〈まぼろし〉は短歌に用いる語彙としてはすごく難しいことばと考えています。だからぼくはこれまで一遍として短歌に〈まぼろし〉を使ったことはなかったと思います」という話。ほおおと思いました。