すでに陽は没ち、もう夜もだいぶ来た頃だが、今朝見た夢のなかにでてきた石垣遺構の「発掘調査主任」の若い女性のことがどうにも気になって仕方がない。夢のなかの石垣遺構の前で「お久しぶりです」という感じでお互いに挨拶をしていろいろ話をした。彼女は私のことをよく知っていたし、私もたしかに彼女のことを日頃からよく知っているひとだとわかっていた。だから、夢のなかではさっぱり違和感はなかったが、夢から醒めてあらためて、彼女はいったい誰だったのだろうと考えるとよくわからない。とにかく、わからない。今日はずっとそのことが気になって仕方がない。