我が家は子供向けに朝日小学生新聞をとっているのですが、
昨日の新聞に興味深い記事が載っていました。

洋服との付き合い方についてです。



少し前の数字ですが、
2016年に日本で販売された衣類は、約40億着だそうです。

そして、一方で捨てられた衣類は約30億着あるそうです。
(経済産業省調べ)



日本の人口(約1億2千万)で計算すると、
1人が1年間に40着前後の洋服を買い、1年経って手元に残るのは10枚ほどということになります。

購入されている衣類のほとんどが捨てられているという状況が見えてきますね。




ファストファッションの登場により、
昔に比べて誰でも気軽に洋服が買えるようになりました。

私の親世代の方に話を伺うと、
昔はもっと洋服の値段が高く、それゆえに子供の洋服などはよく手作りをしたという話を聞きます。

今は逆で、手作りの方がお金がかかります。


気軽に買えるからこそ、
流行や好みも細分化し、
捨てられる洋服の中にはまだ十分着られる状態のものがたくさんあります。

ユニクロで、着なくなった衣類の回収をしていますが、
日本で回収される衣類は状態の良いものが多く、
9割は再利用に回せるそうです。



まだ着られるのに飽きてしまったから捨てる。
そんな服はいつのまにか大量の廃棄物になり、深刻な環境問題にもなっています。



オシャレがしたくなる春。
春らしい明るくきれいな色使いの洋服を見ると、ついついお買い物をしたくなってしまいますが、
本当に必要なもなのかどうか、
今一度自分に問いかけたいと思います。


ばんざーい姿でお昼寝♪