ゴキゲン中飛車に対していきなり▲24歩の変化。

 

△33角に対して▲21飛成は流石に無理筋と思うが、稀に遭遇することがあり、困惑する。

 

以下、△88角成、▲77角、△同馬、▲同桂までは必然。

 

ここで本譜は△44角とし、これは水匠の最善手と一致。

先手が良いとはいっても200点程度なので、まだまだ油断はできない。

 

 

以下、▲65桂と跳ねてきた。

 

次に▲53桂打の狙いがある。水匠によると▲65桂に対し、△62玉、▲53桂打、△同飛!でも後手がやや良しというため、仮にそれを食らっても不利ではないものの、明快な展開にしたい。

 

本譜は△64銀としたのだが、▲56桂でかえって面倒な流れを招いてしまった。

 

ここは、△32銀、▲25竜と竜を追い出してから△62金が明快な対応で最善だった。

 

 

これで先手から有効な攻めがない。▲98香と逃げるくらいか。

 

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局面を戻し、△44角に対しては▲86角が最善で難しい戦いである。