以前、嫌な会社の特徴というテーマで書いたことがありますが、改めて、私が働きたくないと思う業界・組織の特徴を書いていこうと思います。


■職務的技能の成長が見込めない
当たり前ですが将来性が低いため、昇給や転職で不利になります。
例えば一般事務や接客業の多くがこれに該当し、独断と偏見ですが、スキルアップということに対して全体的に関心が低い文化である印象があります。
こういうことを言っているわりにはスキルの習得に対し鈍感な私ですが、それでも否応なしに技能向上が求められる環境にいることが大事だと思っています。

■完全年功序列制である
業務においての実績や勤務態度が一切給与に反映されない会社にいると、役職者にも一般社員にも緊張感が生まれませんし、個性が活きづらくなります。同一賃金同一労働の観点からも問題があるものと思います。

■思想信条と密接に関わる
政党や傾向企業、宗教団体などで働くとなると、生活の基盤と思想信条を天秤にかけざるを得ない局面が必ず出てくるはずで、私はそれは絶対に避けたいと考えています。
そもそも、なんらかの組織に入る時点で必ず自分の考えを妥協しなければならない局面というのは往々にしてあるわけですが、政治思想や宗教観など、価値観のコアな領域を金銭とトレードオフにすることはしたくありません。

■顧客個人との直接的な関わりがある
個人営業や接客業、教育業界などが該当しますが、どうしてもブラックな働き方になりがちです。
長時間労働による身体的負荷というよりかは、精神的な負荷が避けたいポイントになります。顧客個人と関わるということはやりがいを感じられる局面も多いはずですが、モンスター消費者によってもたらされるメンタルダメージも多く、振れ幅が大きいため、不向きであると思います。

■ゴリゴリの労働集約型である
事業規模が大きくなっても、それを運営していくためにさらに人員が必要ということになりますので、働き方や利益率としてなかなかラクになることがありません。多少なりとも資本集約型、知識集約型の性質をもつ事業を展開していることが望ましいです。

■社会貢献性が著しく低い
例えばパチンコ業界やたばこ業界が該当します。衰退するほど社会全体にとっては有益と言える産業であるため社会的イメージが悪く、転職でも不利になります。某転職エージェントによると、パチンコ業界は社会人レベルが低い人が多いということもあります。

 

■子どもと日常的に関わる

ここでいう子どもとは0歳~15歳くらいまでの年齢です。

私は子どもが苦手で、接し方がわからないので、全く適性がないと思います。


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就活のときにはあまり考えられていませんでしたが、結果として今働いている会社は、やや労働集約型であることを除けば、基本的にいずれにも該当していません。

上から目線で書いてしまった感がありますが、そんなに仕事を選べるほどのキャリアが今の自分のあるかというとそうでもないので、少しでも今後につながるように、残りの20代と30代はじめ、仕事についてしっかりと考えて、行動していきたいと思います。