締め切りを守れない人の特徴
自分自身を振り返ったときに、概ねいずれかかなと思います。
■締め切りが遠いので、まだ大丈夫だろうと思い込んでしまう。
→後でいいや、明日やろう、と思っていると、意外と早く時間は経ってしまいます。
誇張なく、1週間なんてあっという間です。
時間があるかどうかではありません。やる気があるかどうかです。
■締め切りを少しくらい過ぎても大丈夫だろうと軽く考えている。
→実際のところ、遅れたところで影響は大きくない場合の方が多いとは思います。
しかし、問題はそこではありません。遅れた、という事実が相手にとっては大きいのです。
さらに、そういうふうに考えていると、ずるずると遅れることを当たり前と考えるようになっていき、非常に危険です。
■問題や課題が出てきたとき、周りに質問、相談せず、自分で抱え込んでしまう。
→質問や相談は、「したい」「した方がいいかな」と感じたら、大抵の場合、した方が正解です。
「自分ひとりでなんとかできるだろう」は、多くの場合、結局なんとかなりません。
■タスクの細分化ができておらず、見積もりが甘い。
→仕事の正確な量は、やってみて始めてみないとわかりません。
始めないうちの想定、見積もりは希望的観測でしかありません。
実際に作業を進めてみると、あれもこれも、と必要なことが見えてきます。
実際には、「見積もる」という行動は、経験を重ねても、なかなか正確にはできない、難しいものです。
しかし、作業量が多いタスクについては、少しやってみて全体の作業量を把握する必要があります。少なくとも、「把握しようとする姿勢」が大切です。
■そもそもやる気がない。または時間がない。
→やる気がさらさらないタスクは引き受けない方がお互いにとって賢明です。
もしくは自分では能力的、時間的にできないことが明らかなタスクは最初に断ることが必要です。
締め切りを守るための方法
■その場で対応する。
→チャットやメールを確認したら、その場で即対応します。
TODOを放置しておくと、頭の片隅にずっと抱えていなければならないので、脳のメモリを無駄に消費することになり、精神衛生にも良くありません。
■タスクを細分化する。
→何も着手していないと、実際の作業量と難易度を低く見積もりがちだと思います。
実際に何をする必要があるのか、細分化して所要時間を立てておき、周りに伝えると、自分以上に周りが安心します。
■自分の締め切りを設定する。
→例えば本当の締め切りが10日後だとした場合、8日後を自分なりの締め切りとして設定しておき、ここまでに間に合わせるようにします。
何かトラブルが起きたとしても、間に合わせることができます。
最初と最後は根性
しかし、まずは椅子に座ってみて取り掛かれば、あとは流れに乗ってある程度は進めることができるはず。
そして、最後もあと少しというところで大変な場合が多いです。
しかし、そこが勝負どころ。最初と最後は根性です。