『話し方で損する人 得する人』という自己啓発書を読みました。
こういう話し方は悪い印象を与える、逆にこういう話し方だと印象が良い、ということを並べて書いている本です。
得したいとはあんまり思っていないんですけど、損するのは嫌だと思い、とりあえず読んでみました。
その中で参考になったというか、行動改善の参考にしたいと思った点を、(自分が今後忘れないようにするために)書きます。
【04】
損する人:やたらと「なるほど」を連発する
得する人:黙ってうなずく
意外と多くの人ができていないのが「うなずき」です。
優秀なカウンセラーは10分のカウンセリングのあいだに3つくらいしか言葉を発しません。
人はつい、相槌を打たなければと思ってしゃべるのですが、実は黙ってうなづくだけで「聞いてくれている」という安心感を相手に与えられます。
私は相槌として「なるほど」「そうですね」「うん」「はい」が多いのですが、全体的に返し方が下手、少なくとも上手くはないです。
黙ってうなずく、はやっていないので、やってみようと思いました。
ただし、これは目を合わせている必要がありそうです。また別の機会に書きたいと思いますが、私は視線耐性がないため、苦労しそうです…
【06】
損する人:沈黙を埋めようと慌てる
得する人:沈黙を怖がらない
依然に比べたら沈黙を埋めなければ、という意識は小さくなっています。
とはいえ、相手が黙ってしまうと、「えーと…」という感じで不自然な話のつなげ方をしてしまうことが時々あります。相手に質問したり、依頼することが苦手なので、当たり障りのないよう「~~な感じですかねぇ」「どうなんだろーなー」「そーですねー」などとふわついた言葉を発することが多いです。
慌てている自覚はあんまりないですが、もう少し待った方がいいかもしれません。
【09】
損する人:自虐と見せかけて自慢をする
得する人:「ほめて!」と言ってから素直に自慢する
あからさまに自慢をする人は少ないでしょうが、自虐と見せかけて実は自慢しているパターンはそこそこあるかもしれない、という話です。
ほめてほしいときは回りくどい「自虐」などせずに、はっきりと「ほめて」と言った方がスッキリするとのこと。
私はそもそも自慢したいこと、自慢できることがないので現状関係ないですが、もしできたら素直に自慢しようと思います。
【12】
損する人:上から目線で褒める
得する人:純粋な気持ちで褒める
私が社会人になって会社の方から頻繁に言われたのが「上から目線」。上司や同期関係なくです。
特に相手を下に見ているわけではなかったので全く自覚がなく、何を言われているのかさっぱりわかりませんでした。性格や意識の問題ではなく、伝え方が不器用だったんだと思います。
印象に残っている1シーン。
入社同期のことを純粋に褒めようと思って、「頑張っているなあと思いますねぇ」と言ったことがあったんですが、苦笑いしながら、「あ、ありがとうございます…w」というリアクション返されたことがありました。
暫く経ってから「あれって上から目線に受け取られたのかー」と思い返しました。
他には、社内でネタになった出来事として、誕生日おめでとう事件(笑)があります。
社長に「誕生日おめでとうございます」と送りました。
「私は既に年を重ねているので、自分よりも皆さんが成長してくれることが嬉しいです」みたいな返信がきました。
それに対して「年をとるではなく重ねるという表現は成長意欲があっていいですね」と送ったんですね。そうしたら後日社長に会ったとき、「上から目線でしょwwww」と茶化されました。
「えー、上から目線なのかなぁ??」と思ったわけです。
評価言葉には要注意です。
私の言葉には、知らず知らずのうちに評価が入っていたのかもしれないですね。
素直に「感動しました!」など、思ったことをストレートに表現する方が相手には喜ばれるはずです。
なかなか難しいんですけど、頭にとめておきたいと思ったので書きました。