【Go to vote and Change Japan】
 
おはようございます。
7/10、納豆の日は、参院選投票日です。
 
今回は言うまでもなく、憲法問題をはじめ、非常に重要な節目となります。
 
小選挙区制という悪制度等によってか、今まで「政治は変わらない」という諦念が日本社会に蔓延してきたかもしれません。
 
しかし、戦後かつてない国民的な運動に背中を押され、野党4党が結集し、力を合わせて、与党らとの対決姿勢を鮮明にしました。戦後史でも画期的な動きで、日本が大きく変わり得る第一歩となります。
 
ぜひ、野党4党(共産・民進・社民・生活)に投じて頂きたい。
 
自民、公明に票を投ずることは、何を意味するか。それは、

 

→憲法違反(§9、§73違反等)の安保法制を追認することです。
 
→幻想のトリクルダウンを支持し、生活悪化を助長させる自傷行為です。
 
→経済格差をさらに拡大させようとし、税の社会的公正を求めないという意思表示です。
 
→財界の要求に沿い、実質的に残業代タダとする高度プロフェッショナル制度等、規制緩和を推進し、労働者の権理の掘り崩しを支持することです。
 
→社会保障のためとして増税しておきながら、社会保障費の自然増を削減したり、介護報酬削減などを行った欺瞞性を受け入れることです。
 
→TPP断固反対からTPP断固推進にいとも簡単に変貌し、日本の主権を売り渡そうとする方向を承認することです。
 
→地方自治を圧殺し、米軍に尻尾を振り続ける政治を支持することです。
 
→耳障りのいい大義名分を掲げつつ国民の権理を制限し、個人より国家という概念を優先させたい勢力を応援することです。
 
→基本的人権の尊重、国民主権、平和主義をやめようという思想潮流にエールを送ることです。
 
安倍政権が、アメリカや財界の要求ばかりに沿った政策を行い、自身の悲願である改憲を目指しているのは、悔しいですが事実です。民主主義を強調するのに、民主主義を冒涜している。
 
・安保法制は国民世論から湧き起こった議論でしたか?
・国民が「憲法を壊してくれ」と頼みましたか?
・労働者や労組が労働者派遣法改悪や残業代ゼロを求めましたか?
・沖縄県民が基地建設を懇願しましたか?
・国民が、消費税増税して社会保障を削減してくれと頼みましたか?
 
全てNOです。
 
安倍首相が今再び、お決まりの争点隠しをする点を見ても、国民本位の政治を行う気など見られません。こんなの全然「美しい国」じゃない。
 
自公と軌を一にする、或いは近似路線である、日本のこころを大切にする党、幸福実現党、新党改革、おおさか維新の会、日本を元気にする会への投票も、程度は異なれど自傷行為になると考えます。超富裕層などごく一部の層でない限り。
 
憲法について言えば、私は改憲一般を批判するつもりは毛頭ありません。しかし安倍政権の動きは、立憲主義、民主主義、平和主義への挑戦故に阻止されなければならないと考えます。
 
これを阻止し、そして変革するためには、対峙する4野党を応援することが極めて重要で、ぜひ投じて頂きたい。
 
その中でも、最も鋭い切り込みをしている日本共産党を伸ばして頂きたい。安保法制廃止、閣議決定撤回はもちろん、経済の民主主義を掲げ、とりわけ消費税によらない具体的な財源確保提案を行っているのが画期的です。
 
70万人規模の給付性奨学金創設や大学授業料半額、最低賃金1500円、認可保育所の緊急増設等による子育て支援などなどを掲げています。
 
色々と書きたいことは多いのですが、長文になるので、詳細は公約を見て下さい。
http://www.jcp.or.jp/web_download/2016-sanin-seisaku-zen-s.pdf
 
最後に、選挙に行かないということは、
→現状の与党政治、その政策や姿勢を事実上追認することです。
→民主主義をやめようという意思表示です。
→将来に対する責任放棄です。
→憲法12条の不断の努力を放棄することです。
 
一人一人の不戦敗の積み重ねが、社会を滞留させ、未来を摘むことになります。野党共闘が伸びていないなどという報道もされていますが、まだわかりません。
ぜひ投票所へ足を運びましょう!新しい政治をつくりましょう!