赤提灯の誘惑

寒さが少しずつ風の香りに追いつくようになって、毎日ウズウズしています。

私の心を奪うのは、赤提灯。

焼き鳥をあぶる炭火の焼ける匂いや煙とタッグを組んで、日が暮れる度に私を誘惑します。

そしてとうとう昨夜、その誘惑に...負けた～

電車を降りて、お気に入りの焼き鳥屋さんにふらっと入り、まずビールを頼んでお通しをつまむ。

少しお酒が入ってきたら、レバ刺しとモツ煮込みを注文。そんないつもの流れに乗ってしまいました

昔は散々飲んだ私ですが、最近はめっきりアルコールいらず。それでも焼き鳥屋に行くとつい、

「生ビール！」

と注文してしまうのは、本能でしょうか

何にせよ、このとてもイイ時間と引き換えに払ったお金はたったの1500円。

そこで今日も足が向かいそうになってしまうのを踏み留まってじっと我慢。

おとなしく帰宅してみると、母親が鍋の準備をしていました

その湯気と香りにまたまた誘惑されながら、

「いや～。イイ季節になったもんだ。」

とちょっとしみじみとしている今日の私でした(笑)