お金がないから自家用ジェットが買えない
お金がないから別荘買えない
お金がないから国産車でガマン
お金がないからモルディブより台湾にしとこう

とかいうのは別として


大人の世界では当たり前に殆どの人が考えたことあることだと思いますが、



恐ろしいことに

お金がないから○○できないんだな…

という気持ちは幼稚園児の頃からありました。



幼稚園ではキキララlala*kiki*のコップが流行ってて「私も欲しいけどうちはお金ないから無理なんだろうな。お母さんにも悪いし言えない。」って思ってた記憶が鮮明に。。

私が通ってた幼稚園ではお茶や牛乳を飲んだりからうがいまで何にでも使うコップってのがあったんだけど、年長さんになると年少さんのときからのは古くなったり小さくなったりで買い替えてる子が多かったように思います。

すでにその頃、友達の○○ちゃんはいつも可愛い服なのにどうして私はお母さんが縫った服なんだろう?というのも不思議で仕方がありませんでした。


小学生になって驚いたのは友達の家のジャガイモは大きくて新鮮だということじゃがいも

理科の実験で空気鉄砲(ピストンみたいなやつ)を作るのにジャガイモを一人一個持っていかなきゃいけなかったんだけど、家のジャガイモの小さいこと小さいこと。。。

お金がないってそういうことなんだなぁ。。としみじみ思いました。

父は「教育上良くないから」の一点張りでもちろんおこづかいなどもらえてませんでした。

私も(生協でまとめ買いしたのじゃなくて)サンリオとかの可愛い鉛筆、使ってみたいな。。。

とても友達が羨ましかったです。

まぁ何とか家で激安おやつは食べれていましたがキャンディ



小学校のとき転校して状況は変わりました。

転向した先の小学校はほとんどの家が共働き世帯で、‘友達と遊ぶ’といえば駄菓子屋さんなどでお菓子を買うのは避けられないことでした。

。。。。。。。

お母さんには言えないし、お金がないから友達と遊べないを経験してとても辛かったです。

加えて転校先で母親の手作り服を馬鹿にされたこともあり、それまででその年は最も辛く暗い
一年でした。




中学に入ると私は自転車を買ってもらえませんでした。

通学はぎりぎり歩いて行けるところだったのでまぁ早く起きて行きさえすれば大丈夫でしたが。

校区の範囲が広かったのと、たまたまできた友達がみんな遠くに住んでいたので自転車がないと学校以外で友達と遊ぶのは不可能でした。

みんな自転車で集まって自転車でどこかに行くのに一人だけ歩いてって訳にいかないしね。。。

うちはお金ないから…って友達に言うのは抵抗があったのでおとなしくしてました。



こんなこと考えても無駄ですが、もしバレエやスケートを習わせてくれるような家や教育ママのいる家で育ったらどうなってたんだろうな、私。。。


つづく