ブログネタ:最近なんか本読んだ?
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うん。↓
- グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)/F.スコット フィッツジェラルド
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全く、ここの文庫はどれをとっても外れがない。って言う程冊数こなした訳じゃないけどw
しかし、読み易いだけでなく、日本語が流暢ってのがいいんだな。美麗な文でなく、さくっと美しいというか。
これも御多聞に漏れず、素晴らしい訳文でした。
ギャツは他にも翻訳が出ており、図書館でどれにしようか迷ったんだが、最初に書いた通りここの訳を信頼してるのと、
某翻訳をぱらぱらっとめくった時に、「あそこに」が「あすこに」になってたのを見てしまって断念(苦笑。
あすこに、って書いてしっくりくるのは漱石とその周辺のイメージが強くてなー。
読んでみてよく解るのは、プリオの映画、よくきっちり原作を生かして映画を作ったなあということ。
アメリカを代表する小説だから、そうそういじれないというのもあったんだろうけど、それにしても忠実だった。
少なくとも、ギャツが命を落とすまでの描写はかなり再現度が高いので、原作ファンにも映画に当たって頂きたい。
それと同時に思うのは、映画でも原作でも、やぱしデイジーという女性には魅力を感じないということwww
多分女の人はみんな結構そうじゃないかなあ?
職場のとある先輩♀もこないだ「学生時代、これを読んで、正直良く解らなかった」って言ってたんだけど、それは多分
デイジーが余り魅力的じゃないのに、なんでギャツがあそこまで執着するのかって事なんじゃないかと。
ただね、今この歳になって、もいっかい小説読んでみて、解説までしっかり読んでみるとね、ちょっと解る気もする。
ギャツはデイジーそのものに執着したんじゃない。ギャツが執着したのは、デイジーという名を借りた「夢」なのだ。
しかもその夢が人のものになってると知った日にゃあ、男の本能がぴぴぴっと働くってもんで。
手に入れられなければ男じゃねえ!とまあ、そんな風に思ったのかなと。そう考えるとすんなり受け入れられる。
だから「ギャツ」という小説は男性に好かれる。男のロマンをこれ程までに描写し切った小説もないからね。
ある意味、歴史小説みたいなもんかねえ、今の日本の。
だがしかしこの小説の凄いところは、男の夢ばっかり語ってる訳でもないというところ。
映画ではそこまで露骨ではない、原作にはばっちりなのが、デイジーがデイジーたる所以がカネであるということ。
デイジーはお金持ちの家に生まれてお金持ちの家に嫁いだお金持ち子ちゃんな訳であり、デイジーを手に入れるには
お金持ち子ちゃんに相応しい大金を差し出すしかないとギャツも解っている。
そしてそれをデイジー自身も多分良く解ってる。この辺の俗っぽさが秀逸だよね。
甘っちょろい事言ってるだけじゃないのが、これを真剣に読む価値のひとつなんだろうと思うな。
ブキャ男が体現するように、家柄はカネで買えない。喉から手が出る程に欲しくても、歴史は買えるもんじゃない。
が、家柄と同時に、人柄だって、カネで買えるもんじゃない。どんな家柄のお金持ちでも、品性までは買えない。
だからニックは言う。「あいつら、腐り切ってる。あんた一人でも、あいつら全部ひっくるめたのと、いい勝負だ」
どんなにいい家に生まれて来たって、あんたのような純粋な情熱を持った奴には敵わない。そんな意味だったろう。
ただしその情熱がゆくゆく、彼の命取りになる事に、ニックも薄々は気付いていたろうか。
来年の頭に、ギャツの映画をもう一度見る機会を設ける予定なので、その時はこの本を傍らに見ようかと思う。
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