12/18/11 DVD: splice | **コティの在庫部屋**

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「スプライス」

Splice


タイトルは「結合」という意味。何が何と結合するんだか、それは見てのお楽しみ。

なんつって軽ーくいなしてますけどね、あのね、これ、



すげえよ。



コティさんはSFとかあんまし見慣れてないってのもあるのかもしれないし、

いい加減仕事で疲れ切った頭でこんなの見ちゃったりしたせいかもしれないんだけど、でもね、あのね、



すげえってホント。



監督がヴィンチェンゾ・ナタリってのもあるんだけど、製作にギレルモ・デル・トロが絡んでんだよね。

この人が絡むと絶対に、美しいのに気持ち悪いとか残酷だけど美しいとかっていう映画になるのは解ってたけど、

今回もその例に漏れず、いっやあ、オープニングの映像のその美しいの何の!

そしてそこから暫くのあの、ジンジャー&フレッドの気持ち悪いのなんの!!!ヽ(;´Д`)ノ

ジンジャー某ってのはまあ、見れば解るんですけど、見るのをお薦めできるのかどうか、特に女子には、という感じ。

生物とか好きじゃなかったわ~って人には決して勧めません。でもすげえよ。←勧めてんじゃんかよ


サラ・ポーリーって女優さん、好きでさ、今回もいろんな意味で際どい役をばっちし演じてたよね。

エイドリアンも、サラより更に際どいシーンもばっちし演じてたしw この辺の役者魂のぶつかり合いがいいね。

サラが出ていた「あなたになら言える秘密のこと」、いまだにコティさん号泣映画ベスト3に燦然と輝く良作。


神に近付こうとする作品は今までもいろいろあって、

吸血鬼になる事で永遠の命を手に入れようとしたり(イーさんのあれ)、人工臓器で長生きしたり(ジュード様のあれ)、

まあ様々だったんだけど、今回のこれはまあ、何か近未来に起こりそうな出来事にも見えてその分背筋が寒くなる。

サラ演じるエルサの言うことには一理ある。どれだけの女性が今それに悩んでいるのかと考えたら、

その救いのひとつの手段になり得るのではないかっていう、彼女の気持ちは解る、同じ女として。

ただ、実は「あれ」を生み出した理由の一端が、エイドリアン演じるクライヴの言ったあれなのだとしたら、

そりゃ神に楯突くとんでもない動機だったとしか言いようがない。事実彼女は「あれ」にメス入れてるしね。

が、もしももしも、結局映画内ではハッキリと明かされなかったけど、エルサが自分の子供を持ちたくなかった理由が

あの「家」に隠された母との忌わしい記憶のせいであるのだとしたら、彼女もある意味犠牲者なのではないかと、

ふと私は思ったりする。

勿論だからと言って彼女があれを生み出した事への言い訳にはならないのだけど。

でもさ、あれを生み出したのには当然、クライヴも一枚かんでる訳で。

そんな意味で、この2人は、近未来のアダムとイブなんだろう。エルサの最後を見るとますますそんな印象を受ける。

ちょっと「アンチクライスト」を思い出した。冒涜的な男女、という意味でもね。


で、その「あれ」=「彼女」がさ、どうしてああいう行動に出るのかって言えば、要するに、見ちゃってた訳じゃない?

という事はやぱし「彼女」にとってあの2人は、「親」なんだよね。

その親とねえ、って事な訳だから、まあ、日本じゃR15も無理ないわなと(´Д`;)


でもさあ、何か泣けたんだよね、「彼女」の顔見てるとさ。

凄く悲しそうな目をするんだよね。時々。しかも「心」が芽生えてるでしょう?話は出来ないけど。

だからね、思うの。やっぱし「彼女」を生み出してはいけないんだよって。だって「彼女」にも不幸だから。

「彼女」=ドレンを演じたデルフィーヌ・シャネアックって、CGで変わってなかったらムチャクチャ美人だと思う。


しかしなあ。性別を超えるのが進化か。深いな。。。



ウサギを食べた癖にネコには優しいんだね。

解るんだね、君にも、温かさが。

だから欲しかったんだね。彼が。彼女が。


*****


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↑下の2つがイーさんのあれとジュード様のあれ。