「ボヴァリー夫人」
Madame Bovary
世界の古典で性愛に親しもうシリーズ第2弾(爆。
昨日の記事、第1弾の「レディ・チャタレー 」もどうぞ宜しくwww
ってなことを書いてみたのですが、先に言いましょう。
ダメですボヴァリー夫人。チャタレイ夫人に比べて、脱ぎが全然足りませんwwwww
あのさあ、これはさあ、夫人がどのくらい放蕩になったかってのが後半のテーマでもある筈でしょ?
なのに性愛シーンが全然ダメ。きっちり脱ごうよイザベル・ユペール!
とにかく昨日のチャタレイ夫人がきっちりハッキリ脱いだにも拘らず非常に上品な作りだったため、
脱いでもいいものはいいってのが下手に解っちゃってさーw
だから、こういう話を原作にするなら、やぱしバッチリ脱がないと、ここは。
とまあ不満を並べてみましたが、この作品、ボヴァリー夫人が脱がなかったお陰で、
別の部分がクローズアップされてた。
それは、お金。
ご利用は計画的にとはまあ、良く言ったもんだ。
田舎生まれで純粋だったがために、人を疑う事も知らず、どんどん騙されて行くボヴァリー夫人が
哀れではある部分も勿論あるにはあるのだが、現代という毒された世界に住む人間の私はやぱし、
おいおいもっとものをよく考えろよーとどうしても突っ込みたくなる。
そういう意味で言うなら、ユペールは冷たく賢い美しさが勝ってしまい、夫人が元来持つ仇っぽいバカっぽさ、
もっとよく言えば女としての弱さの魅力、みたいなものが至極薄れてしまっていたようなのが残念。
ボヴァリー夫人役には合ってなかったんじゃないかなーと。
しかしさあ。
私これ一応原作読んでるんだけどさ、ロドルフってヤツはつくづく凄いね。
口説くのも落とすのも離れるのも突き放すのも、常に全力!って感じでwwwww
いや、勿論本当に全力使ってる訳じゃないんだよ、彼にしてみれば心が枯渇していた夫人を落とすなんざぁ
赤子の手をひねるより簡単なものだったろうし。
でもそれを全力でやってるように見せる辺りがまたヤツの凄いところなんだよ。
このキャラ、憎むべきじゃないね。むしろ彼から勉強すべきだよ。愛という名の大きな嘘の扱い方をさ。
先に愛した方が負け。
多く愛した方が負け。
愛など信じた方が負け。
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