2010/09/01 DVD: smoke | **コティの在庫部屋**

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「スモーク」

Smoke


ウィリアム・ハートとハーヴェイ・カイテルのやり取りは書くまでもなくいい。

特に前半。冒頭からウィリアム・ハートの亡くなった妻の写真を偶然見つけるまでのやり取りは

ぐぐっと胸に迫るものがある。

そして、カイテルの娘らしきアシュレイ・ジャドのビッチぶりはこれまた最高。

特に、両親が出て行った後のあの表情。とにかく上手い。いやあホント、女優だねえ。


と、先に褒めておいた上で言っておくが、多分私にはセンスがないのだろうと思う。

ないから、あえて言ってしまう。

これ、どうも私的にはイマイチだったなと(;´▽`A``

私が思うに、これは、男性の、男性による、男性のための映画なんだろうな。

「男性」の前に「センシティブな」と付けるともっと解り易いかもしれない。

私にはそう思えちゃったのよね。


嘘に嘘を重ねる少年+父親探し、というテーマはアメリカ文学じゃ超王道なんだけど、

それがね、映画になると、こう、わざとらしいというか、少年の良さが生きてこないというか。

いや、そう思うのは私だけかも。

というのは、この手の「嘘をつきまくる子供」シリーズって、私好きじゃないのよヽ(;´Д`)ノ

ほら、イギリスだと「つぐない」とかね。あれ、だめだったのよ私。

だからこれはひとえに私の好みの問題かも。

でもなー、あの眠くなるようなカメラワークはないだろう。

モノローグを静止画像で見ているように思えちゃってね。

あと、ジャドの母親役の女優さんも余り好みじゃなかったのよね。


ポール・オースターはやぱし、本で読まないとダメだね。その方が絶対感じ入る。