「ブラッド・ダイヤモンド」
Blood Diamond
現実は甘いもんじゃないさ。
でも生きるってそういう事さ。
いいじゃないか。結果なんて考えるな。進むしかないだろ?
そう言い聞かせることが出来る、そんな映画。
で、思わず見に行ってしまった。
最初はただ「見たいなぁ」位の思いだったのだが、
公式サイトで、監督が「トラフィック」の製作に携わってた人だと知り
俄然見る気満々に。
ちなみにこのエドワード・ズウィックって監督は、
あの「ラスト・サムライ」を撮った人なんですよん。プチトリビア。
最初に言うのもなんだけど、初めてディカプリオに泣けた。
いやあ良かったよプリオ。オトコになったねえ。
あのね、この映画、「ディパーテッド」なんてもんじゃございませんから。
あれがオスカー?あり得ない。マジで。これのが数倍内容濃い。
少なくとも助演男優賞は「リトルミス」のfunkyジジイではなく(好きだけど)
このジャイモン・フンスーにやるべきだったろう。
ディカプリオとの身体と言葉の数々のタイマン張るシーン、素晴らしかった。
それと、これならプリオに主演男優賞やってもよかったと思う。
その位これのプリオはいい。騙されたと思って是非見てみて下さい。
英語の発音から現地の人間になりきる役作りもだし、とにかく男らしい。
↑あ、この点では「トラフィック」のToroのが多少上ですが…^^;
1999年。
南アフリカでの生い立ちを背負った白人の、ダイヤと武器の商人ダニー。
ダイヤモンド採掘における黒人同士の死を賭けた激しい争いに
家族ごと巻き込まれるメンデ族の漁師のソロモン。
ダイヤモンドを巡る裏ルートを探るべく、前線で内情を探る
美しいアメリカ人ジャーナリストのマディー。
この3人が1つに繋がる時、ブラッド・ダイヤモンドと呼ばれる
妖しい欲望を満たすための天然の宝石が輝きだす。
アフリカにおける少年兵の有り様には参った。
マインド・コントロールとも呼べる残酷な教育に、
次第にココロをなくしていく、ソロモンの幼い息子ディア。
人を撃ち、クスリを打たれ、親を捨て、自分さえも捨てていく。
その姿をドライにドライに、カメラが捕らえる。
マディー役のジェニファー・コネリーも凄く良かった。
感情的になる部分と、感情を抑制する部分のメリハリがいい。
プリオとのココロの通わせ方もすんごく説得力あるし嫌味じゃない。
手を握るシーンにあれだけ共感できるってなかなかないわよ。
私思わず泣いちゃったから。
それと、この女優さん、やっぱりキレイだわ。美人さん。
「ホテル・ルワンダ」よりは難しいけど「ナイロビの蜂」よりは解りやすい。
アフリカを題材にした映画をはじめて見るならお薦めの映画。


