Theater, 2006: Syriana | **コティの在庫部屋**

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「シリアナ」

Syriana


圧巻だった。
スケールといい、ストーリーといい、人物の複雑さといい。

はっきり言って「トラフィック」の数倍複雑だ。
だから最初の1時間は正直、話を追い、人物を追うだけで大変。
しかし後半、俄然動いてくる。

中東、石油、テロ、CIA、FBI、企業、労働者、弁護士、相談役、裏切り、寝返り、拷問、救済、契約、暗殺、事故、合併、協力、癒着、接近、教育、犠牲、破壊、洗脳、破滅、別離、修復、家族。

ジョージ・クルーニーがどうしてこれで貰ったのか、見ると納得だ。
13キロ太ったって言うお腹も圧巻。
「ラスベガス」のToroには大負けだけど(爆)。
また、飄々とワルをやるクリス・クーパーオヤジ様がカッコよくてたまらなかった。

「トラフィック」Toroの役割は、この映画ではジェフリー・ライトが務めているのだと思う。
表も裏もある役を、演じ切っている。
そういう意味では「クラッシュ」のドンチーと共通する部分があるかも。
ラストはやっぱり泣きそうになった。

写真はパンフと、チラシの裏側。それとポスター。
重く難しいテーマの話を多角的に捉えた、上質の1本。