「ブロウ」
Blow
ドラッグ・ディーラー、ジョージ・ユングの実話が原作という点もいい。
華やいだ時と、咲き終わった後年とのギャップが激しく、当たり前の結果だと思いつつも、見るものに寂しさを覚えさせる。
ペネロペ・クルスの悪女ぶりにばかり目が行くが(笑)、薄命だった最初の恋人、バーバラ役のフランカ・ポテンテの可愛らしさと言ったらない。
また、ピーウィー・ハーマンで一世を風靡したポール・ルーベンスが見事に復活しているのもいい。
大きなものを手に入れるには、この位しでかさないと、やっぱり無理なのかも知れない。
野心を満足させるためなら、方法を選ばない。
でもそれは案外無邪気な欲望だ。
特に♂ならきっと夢見るだろうし、手を出す人も少なからずいる。
まあそれもいいだろう。人は1度しか生まれては来ないのだから。
ただしその代償が遥かに莫大である事も、承知しての事ならば。
