「抱擁のかけら」
Los Abrazos Rotos
途中、観光地お土産品のビニル袋の中身が何なのか解った時、
あーそうかそれで抱擁のかけらなのか、いっやー上手い邦題付けたもんだなあーと感動していたが
見終わって原題の意味調べたら、「壊れた抱擁」と出てきた。
なぁんだ、じゃあ直訳だったのねw
でもまあ、それをそのまま使ったって事がまた、頭いい邦題とも言える。
ペネの役は、ペネにさせたからこそ奥行きが出たんだと思う。
ペネじゃなかったらただの軽薄な話で終わったと思うのね。
そういう意味ではうまいんだよね、アルモドバル監督は。
しかし、ペネだけでなく、役者がみんなとにかく上手い。
特に、あの危険でキモいストーカー社長オヤジの息子役だった人、上手過ぎだろw
あのマッシュルームカットが最高。
社長オヤジも気持ち悪さ満点だし(一晩に6回って、どういう台詞なんだよwww)、
エージェントのジュディス役の女優さんもまあ深みがあって芸達者。
スペインって凄い国だわ。サッカーだけじゃなくて。
愛欲が人を変えるのではなく、人によって愛がただの醜い欲に変わるのだろう。
それはきっと誰も責められない深い罪。
自分だけが知る罪。
