「レールズ&タイズ」
Rails & Ties
タイズとは、表立った意味合いとしては、枕木の事。
まあ、それ以上の意味を言うのは野暮ってもんでしょう。
イーストウッドさんとこの娘さんの撮った映画という事で、前から見たいとは思ってて。
なかなか借りられずにいたら、100円になってたらっきー(σ・∀・)σ
ちなみに音楽は勿論、イーストウッドさんとこの息子さんw
レベルは相当高いところにあるけど、殆ど家内制手工業化してるねこの一家ww
冒頭、脚本(台詞回し)の余りの粗さに「大丈夫か?」とはらはらしたけど、
主要人物が出てきてさあ役者が揃ったって辺りからはぐいぐい引き込まれる。
最終的には、いやあ、泣かされたねえ。
娘さんの手腕もかなりのもんだったけど、それ以上に、マーシャ・ゲイ・ハーデンがかなりのもんだった。
前から巧い人だなあとは思ってたんだけど、これはもう、多分女性は殆ど泣いてしまうと思う。
女として、彼女の気持ちが解り過ぎて解り過ぎて、たまらんのだ。
静かに静かに、話したり泣いたり微笑んだりが、いちいち素晴らしい。
相乗効果でどんどん周りの人物も良く見えてくるくらい。
そんなハーデンの芸達者ぶりを余すとこなく盛り込んだ娘さんは立派だ。
病気とか事故とか仕事とか夫婦とか子供とか死ぬとか生きるとか生き直すとか、
難しいテーマを全て真摯に見つめて描こうとする姿勢が、静謐なのがいい。
波紋がふわっと広がるような描き方。
だからこそ、痛みを痛みと捉えられる。癒しが癒しになる。
