「キャデラック・レコード」
Cadillac Records
あえて「キャ“デ”ラック」ってことがまたいいね。
時代を反映させるには、こういうところまで気を回さないとだよね。
『この映画のToroがカッコよくてカッコよくて仕方ないのは、
主人公の味がいいせいなんだよねえ』、と「バスキア」を見るたびに思ってて、
ああ、この人ジェフリー・ライトって言うんだーと気づいて以来彼のファン( ´艸`)
とにかく上手い。
脇も上手い。
でも主役やらせてもやぱし上手いんだなあと、この映画見てあらためて思った次第。
若い仲間が亡くなった時、妻に隠れてトイレで大泣きするのだけど、
泣き声しか聞こえないのにどうにもやりきれない彼の気持ちが解る。上手いって罪だわ。
ビヨン子ちゃんがどうにも力んでて、後半若干それが頂けない部分もあるのだけど
(でも歌は上手いです。当たり前ですが最高に上手い)、
若かりしストーンズが出て来たりしてうふふとほくそ笑んでしまうシーンもあって楽しい。
いいものは絶対に廃れないのだ。
引き継がれて、残って、先へ先へと延びて行く。
それは命なんかより果てしなく長く。
