「ある公爵夫人の生涯」
The Duchess
冗談かと思うほど若く美しいキーラたんに、
冗談じゃないと思うほど酷い旦那、レイフ・ファインズ。
これはもう悲劇としか言い様がない、と現代の我々には見えてしまう。
たとえこの時代の夫婦がどんなだったか多少なりとも知ってはいても、
おいおいそりゃないだろう、と見れば見るほどムカつきを覚えずにはいられず(苦笑)。
考えようによっちゃあ、
この時代の人たちの辛酸苦難に比べたら、
今の私たちの何て甘っちょろい事か。
今昔問わず、子供なんてどうだっていいわ的な人も多い中、
どうしても幼い娘たちを捨てられずに、恋人を切って自分の家に戻る公爵夫人。
それは、ごく当たり前の、愛情。
だからこそ、彼女は毅然とそして颯爽と、社交界に舞い戻る事が出来たのだろう。
同じようなテーマの「ブーリン家の姉妹」より、こっちのが好ましく思えたのは、
キーラたんの醸し出す清潔さのせいもあるかも知れない。
