商売をやっている以上はやっぱり「商売繁盛」!
たくさんのお客様に喜ばれるような店にしたいですよね。
これはどんなモノを扱っていても、この想いは共通だと思います
そのためには、店の顧客(お得意様、絆客、ファン客など…言い方はそれぞれですが)が多ければ多いほど良いですよね。
呉服屋さんも同じく、商売繁盛のためには顧客が多いに越したことはありません。
でもそう簡単に顧客が増えていかないのが、業界全体の共通した大きな課題です。
NC(ナショナルチェーン)と呼ばれる大手は大手なりに、家業は家業の様々な課題を抱えてはいるものの、新規客の獲得とか顧客離れや重ね売りなど共通の課題は規模の大小には関係ないようです。
「どうすれば、新規客が増えて、顧客離れを減らせるか!?」という店側の視点から考えるのと、
消費者の立場から「あの呉服屋サンに興味あり!この呉服屋サンとは長く付き合いたい!と思われる店とは…!?」を考えるのは少し違うように思われます。
厳しい言い方をすれば、「きもの」はなくても困らないというのが今の消費者だと思います。
なのに「きもの」の魅力ばかりを強調しても、良いとは思ってもらっても欲しくはならない。
だって、困らないもの…。
さらに言えば、その店が無くても困らないんだから…(^^;
それでも、顧客と呼ばれる人達は「きもの」を買い続けています。
その人達は、そもそも何の為に買っているのか?
「きもの」という品物が好きで買っているのか!?
それとも「きもの」を着た自分、さらにはその先の何かを買っているのか!?
私達の販売に関わる者は、商品だけにフォーカスして商売を考えていると知らず知らずに大きく視点がズレてしまいます。
モノではなく、人にフォーカスして購買に至る動機付けに視点を合わせる事で消費者に沿った商売ができるような気がします。
創業百年を超える老舗が多い業界ではありますが、逆に歴史の浅い店の方が柔軟な考え方で今の消費者心理に合わせている店も多いような気もします。
歴史と伝統ももちろん大切ですが、今の消費者は、自分を分かってくれる、理解してくれる店を求めているのかもしれません。
今の顧客が、何故自分の店を選んでくれているのかを徹底的に調査する事で大きなヒントが見つかりそうな気がします。
いずれにしても、今の顧客を呆れるほど大切にする事が商売繁盛の最優先である事はたしかですよね(^^)