ここ数日間、風邪をひいていたので、今日この日記を書いている。

<初日>
今日は引越のため、荷物が搬入される日である。

私は実家に滞在しており、朝、家族のいる家に向かう予定だった。しかし、朝起きると、頭痛がして、体調不良だった。昨日から両親は田舎に行っており、実家に一人で滞在した場合、周囲は住宅街で店がなく何もなく、何も出来ないため、家族のいる家に向かった。

死にそうになりながら、家族の住む家に着くと、既に引越業者が倉庫の荷物を搬入し始めていた。私はその最中に家の中に入ったが、あまりの不調で、動くことができなかった。

戻る途中、薬屋で体温計とコロナの抗原検査薬を購入し、体温計で体温を測ると38.6度の高熱だった。喉の痛みは無いが、頭痛が酷い。コロナ検査薬は陰性だった。

しばらく寝室で待機していると、引越業者がベッドの組立が終わったらしく、風邪だったため、奥の部屋に移動するように指示され、私はそこで寝ることとなった。私は午前中から頭痛と熱で苦しんだ。その間、妻は荷物の搬入の対応、段ボールの開封作業が行われていたが、私は何一つ出来ない状況だった。

何回か子供は私の様子を見に来てくれたが、妻は様子を見にこない。忙しいからだろう。夜になり、作業がひと段落した頃、妻は助六を無言でベッドに置いてきた。私は苦しみながら、それを食べて寝た。


<2日目>
今日も頭痛と熱に苛まれ、何も出来ない状況だった。

子供は何回か、大丈夫?という声をかけてきたが、妻はこの日は何も声掛けも様子を見に来ることは無かった。遠くでまだドアを閉める音が大きい。私が風邪で何も出来ず、開封作業を一人でやった事に怒りが収まらないのだろう。

食欲もなく、苦しいので、夕方まで何も食べなかったが、さすが一日中何も食べないのは体に悪いので、私は死にそうになりながら、夕方、コンビニやスーパーでおにぎりを買い、何とか一人で乗り切った。

<3日目>
今日も頭痛と熱に苛まれている。妻は生活立ち上げで忙しく、まだ何かしている様で、私には何も声掛けはない。このまま病気で苦しんでいても何も食べず死を待つだけなので、私は夕方に病院に行く事にした。


ろくにご飯も食べておらず、フラフラで死にそうになりながら、一人で病院に向かった。病院の検査では、コロナは陰性、喉の痛みが無いことから、菌による風邪という診断で、抗生物質と頭痛薬を処方された。それを飲むことで、その夜から、だいぶ楽になった。


<4日目>
だいぶ体調は良くなったが、妻が怒っていることは分かっていたので、部屋の外には出られない。その怒りを鎮めるため、家族でくら寿司に行くことをテキストで提案した。


その日は義母と妻と子供で買い物に行く日で外出中だったが、その回答は義母と帰りにくら寿司に食べて帰るとの事だった。私が提案したくら寿司に私抜きでくら寿司に行くようで、虚しさを感じた。

<5日目>
熱は平熱だが、頭痛が残っている。私はまだ部屋から自由に出られずにいる。彼らは妻の実家でご飯を食べたりしているが、私は食事はコンビニで乗り切っている。


妻から買い物に行くので、何か必要な物があるかテキストがあった。機嫌が直ったのかと思い、私は欲しい物をテキストで伝えたが、その過程で、怒りが収まっていない趣旨の回答があった。


夜、冷蔵庫を確認したが、テキストで依頼した欲しい物は買って来てはもらえなかった。



<感想>
タイミングが悪かった事もあるが、相当怒りが溜まっているようで、相手が病気だろうが何だろうが、心のコントロールが難しいのだろう。私はその煽りを受け、体重が3kgも痩せてしまった。。。


私が病気になったら、自分一人で乗り切る必要がある。妻は当てにならない。将来もそうだろう。そう実感した出来事であった。