長い旅の終わりに | 女性の美しさと幸福はオーガニックから-本物を選ぶと人生が変わる!オーガニックコスメアナリスト石川マキのWorks&Message

長い旅の終わりに

私は6月1日をもって、「女神育成プロジェクト 」のメンバーから、外れました。

この決断は、本当に迷いましたし、勇気が要りました。
17年かけて実現させた夢を、2年足らずで手放すのですから。

でも、「ワクワクすること、楽しいことをしよう」と言いながら、実際提供している情報は危険や危機を知らせるものばかり。
それにずっと葛藤を感じながらも、”では、どうしたら良いのか”という答えは出せませんでした。
さらに昨年末、飢餓感や欠乏感、そして怒りから「女神育成プロジェクト」をつくり出してしまったことに気付いて以来、活動そのものに決定的な違和感を感じてしまったのです。

合成界面活性剤に農薬や添加物のような、人工的化学物質を決して良いとは思っていません。
ワクチンや薬なんて、ロクなものではない。
原発なんてとんでもないし、放射能汚染は事実です。
専門家は、当てにならない。
基地なんて、要らない。
政府は大企業と共に庶民を締め上げ、憲法を蔑ろにして戦争の布石を打っています。
マスコミもジャーナリズムも、胡散臭い。

そんな中で世の中をより良い方向に変えるには、こうした事態を認識した上で、「私は、幸せになる」と決めて実践することこそが近道なのです。
「なんとかしないと、危ないよ!」と言い募るのは、「恐怖と不安」という”ぬるま湯”に浸かっているに過ぎません。むしろ原発推進派や改憲勢力に力を与え、やがて共倒れの形でリセットされることでしょう。

政治家でも多国籍企業でもマスコミでも、私たちが怒りを向けた相手は全て、所詮私たちの「影」に過ぎません。
「影」に対して怒っても怖れても、何も変わらないでしょう?
彼らを変えたいなら、「影」の元である私たち自身という「実体」に心を向けることです。

田中優 さん言うところの「ナナメの発想」は、「自分の幸せは、自分で創る」という決意をしないと、出てきません。
自分で幸せを選びとる人は、幸福を阻み命を脅かす存在や命令に対し、きちんと「NO」が言えます。
いざというときは、そういう人こそが防波堤になるのです。

私が離れても、「女神育成プロジェクト」は活動を続けます。
「本当のことが書ける、女性のためのオーガニックなメディアを創る」という私の夢は、共に活動したメンバーの存在なしに、叶うものではありませんでした。
残るメンバーには、心から感謝しています。
彼女たちに、みなさまの一層のご支援をお願いいたします。

そして「女神育成プロジェクト」を手放すと共に、私はこれまでしてきた全ての活動を停止します。
同時に、この記事を以ってブログの更新も終了します。
最近読者になって下さった方々には、申し訳ありません。
ただ、このブログを通じてコミュニケーションを取っている方もいるので、アカウントは残します。

私はこれから、今まで得てきたことを糧に、自分の幸せを最優先に考え、幸福と喜びを創りだす「実践者」になります。
自分の好きなことや得意なことで、私自身が楽しんで生きることが人のためになり、そして社会へも貢献してゆくことを目指します。

長い間、本当にありがとうございました。