仕事納め。
片付かない事務の山。
今年中に済ます予定だったのに…

 

ふと机に、別の手紙が来ていた。
苦節8年、ようやくある決意がつきましたという手紙。

 

「見守ってくださったこと感謝申し上げます。
これからも爪の火を灯し続けます」

 

私は、まず聞く。
人にはよってはじれったいかもしれないけれど。
伝えなきゃいけない時こそ、じっと待つ。
1番伝わるタイミングを考える。
訪問して30分ひたすら話を聞いていたらこの人がつぶやいた。


「わかってるんだ。。。決めなきゃいけないことは」

 

このケースはじっと待つ私を見てそう話してくれたので
吉と出たケースだけど、そればかりでもいけないんだよなぁ。
来年は関係性もできたきたし、短くできるはずだ!w

 

爪に火を灯す生活の理由
生活保護のケースワーカーは何をするべきなのか………


最後のケースへ電話。
係長と打ち合わせて決めたお金の出し方を説明する。


ケースの声が涙ぐんだ。

 

「これ以上のプレゼントはありません…助かりました」

 

係長の理屈のこね方がうまかっただけなのです。汗
でもきっと
大切なのは、できないって簡単に言わないこと
できる理由を考える引き出しを増やすこと。

前職は、何を言っても「できない」で突き返された。
できない理由を探すために専門職になったんじゃない!

私は社会福祉士だ。

その想いがあるから、ここまで来れた一年でした。

「できない」を一つでも「できる」に

来年もがんばるぞう