古い話しになりますが、写真は結婚のお祝いに上司からいただいた『和食の素で万能レシピ』 という本です。
もう70代になる大大大ベテランの女性の上司はご主人が早くに亡くなり、2人のお子さんを育てあげて40代から働きはじめ、いまだに「この方でなくては」とクライアントに指名されるほど頭の切れる方。
そんな方からお料理本をいただくなんて意外でしたが、「働く主婦としてがんばってね」という気持ちがこもっているようでとても嬉しかったのを覚えています。
「和食の素」という、要は和風の万能調味料の作り方とそれを使ったレシピが載っているのですが、結婚して3年、「和食の素」はもはやうちにはなくてはならない必需品になっています。
お醤油、みりん、お酒、かつお節、こんぶをコトコト煮詰めるだけという簡単さなのに本当に万能で、煮物はもちろん、照り焼きにおひたしに麺つゆにと、和食だったらなんでもござれという優れモノです。
(特におでんはこれだけで絶品☆)
市販の麺つゆを煮物に使う方もいるみたいですが、そんな感じでしょうか。
ただ、手作りなので添加物がいっさい入らないところが安心で嬉しいのです。
さらに、作ったあとに残るかつお節とこんぶもご飯のおともとして楽しめます。
ちなみに主人はこれが大好きで、大好物の「納豆卵かけキムチご飯」には欠かせないのだとか。
このかつお節&こんぶが少なくなってくると「そろそろ和食の素作ったほうがいいんじゃない?」と言ってきます^^;
著者はNHK「きょうの料理」にもよく出ていらっしゃる村田吉宏さんという方ですが、高級料亭のご主人なのに「かつお節を煮込んじゃダメ!」なんて小うるさいこと言わず、主婦目線で簡単に作れるようにしてくれたところが素晴らしい☆
ちなみに出来上がった和食の素は、和食の素を作るために空になった調味料の入れ物に入れると洗う手間もなく、使い終わったら捨てられて便利です^^
そろそろうちの和食の素の在庫も少なくなってきたので、今日あたりまたコトコト煮詰めようかな。。