ご来訪ありがとうございます。


では、前回の続きからです。

前回のブログ記事は、こちら。
おもてなし経営推進フォーラムin関東に☆お・も・て・な・し



私の、ほぼ地元といえる、埼玉県は三芳町
にある、石坂産業株式会社さん、代表取締役
社長の石坂典子さんの話です。

まず、石坂さんは、お父様の会社に20年ほど
前に入社。主に営業をやってきたとのこと。


廃棄物の中間処理施設の工場だったのですが、
ちょうど、その頃、所沢のダイオキシン問題が
あり、このような工場は、周りの住民から
「出て行け」と言われるような存在だった
とのこと。

工場では、いかにも男性の職場であった
そうで、休憩室には、灰皿にたばこ。女性の
裸のポスターが貼ってあるような職場環境を
変えていったそうです。


社長になってから、目指したのは
「脱 産廃屋」

短期ではなく、長いスパンで変えて
いったとのことでした。


最近の会社経営は、とにかくスピード
重視で、すぐに答えを、すぐに結果を
求める場合が多いですが、急に行うと
ムリをしているわけですから、どこかに
歪みが出ます。



平成14年には、花木園本園を造成。
公園を作り、住民に開放したそうです。
現在の敷地のうち、80%を緑地帯として
管理しているとのことでした。


これが↓、くぬぎの森、花木園の地図と
環境のことを学べる折りたたみ式の
パンフレット。


photo:01



子供用に作ったものです。
企業のサステナビリティが求められる時代。
こどもにも、わかりやすく、です。

photo:02




社会貢献としても、里地里山プロジェクトを
をスタートさせ、周りの雑木林が荒廃化
していたため、不法投棄の場所になって
いたのを手入れしてキレイな場所に
変えていったそうです。

もちろん、この他にも地域住民との交流
夕涼み会などをやってきたそうです。

このような取り組みを重ね、地域住民にも
受け入れられるようになっていったという
ことです。


現在の工場は、全天候型独立総合プラント
だそうで、同業者も見学に来るそうです。

石坂社長も、同業者にどんどん公開して
自分たちと同じように環境に配慮し、
労働環境にも配慮した工場になるよう
設備投資してほしいとのこと。



さらには、5つのISOを取得し、高い志と
高い技術力を武器に、値引きをしなくても、
売上高も利益もあがってきたということです。


それには、社員教育も欠かせません。
社員たちが自分の得意なものを教え
られるような場も作っていった結果です。

社員による内部監査と報告をして、
社長から言われなくても自主的に
取り組むようになっているそうです。



これこそ、社員の能力を引き出し、
地域とのつながりを大切にして、
顧客には、高付加価値のものを
提供するという、「おもてなし経営」
ですね。

ということで、またまた長くなった
ので、さらに続く、とします。




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