ご来訪ありがとうございます。

さて、先日、ご紹介した川口弘行先生の本ですが、
川口先生は、これからの行政書士は、企業法務で行くべきだとしています。

川口先生のいう企業法務とは、主に、許認可関係のことだと思うのですが。
会社設立だとか、建設業をはじめとするいろんな許可をとることだと。
どんな業種でも、許可をとらないと事業が始められないことが多いですからね。

パチンコ屋さんでも、古着屋さんでも、介護タクシーでも。

そうか、これなら弁護士とバッティングしないな、と納得していたら。。。。

立花先生の本を読むと、許認可は、大きな会社が参入して、仕組みづくりをしたら、
やっていけないと。だから、市民法務に未来はあるような書き方で。。。。
[図解] 行政書士という事務弁護士の時代/立花 正人

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[図解] 行政書士という事務弁護士の時代

確かに立花先生も『行政書士という法律家の世界』で、弁護士とのバッティングが多く
なるが、実力のある者ほど、弁護士との共同作業による仕事をするようになるとのことです。

大企業が許認可事業に乗り出し、大量のコンピューター処理をするようになったら、
脅威ですよね。そのうえ、政治家と結託して、その企業が役所とオンラインで結べる
ように、変えてしまったら、と思うと、たしかにコワイ。

とは、思うものの、意外と行政書士の仕事は、生き残っていくのではないか
と楽観しています。だって、昔は代書屋でしたもの。運転免許証だけの時代から
変わったものだと思います。