こんにちは。

 

 

今日は英語とは関係のない、

私の個人的な話です。

 

 

私はここ数年にわたって森本はるかさんが主宰されているはるラボという

体感覚を指針にする心の学びの場に参加してきました。

 

そして、現在はその延長のような、少人数の場であるアルケミックコース(通称・アルケミ)に参加しています。

 

 

 

 

アルケミでは、自分の内面を丁寧に、丁寧に、

注意深く、さらに丁寧に見ていくのですが

はるかさんとの対話を通して自分では意識もせず、なおかつ気にもしていなかったような

自分の思考の癖があぶりだされたり、「自分」について思いもよらない発見というか、

「再発見」する(というか、せざるを得ない)ことになります。

 

 

 

 

それは、不思議なことに、

はるかさんとの対話や

アルケミメンバーさんのお話の中での

気が付く」をきっかけに

長年の思い込みや信念がふわっと自分に優しい世界観バージョンに書き換わったりします。

 

 

 

それはガラッと、目の前が明るくなるとか、

パキッとした変化ではなく

なんというか…以前悩んでいたことや気に病んでいたことが<気にならなくなる>のです。

 

 

 

 

 

悩んでいた時の自分って、どんな風に悩んでいたっけ??みたいな感じ。

以前の自分がちょっと気恥ずかしい気もするし、なんだか可愛らしいようでもあります。

アイタタタ・・・・笑い泣き でも、よかったねって。

(私の場合ね)

 

 

 

 

 

 

そんなこともある一方で、

見たくもないことや自分を守るために蓋をしてしてきたことに直視するようなこともあります。

 

 

 

 

先日のミーティングで、私はとある相談をしたことがきっかけで

はるかさんとの話の最後には涙が溢れてきて言葉に詰まってしまう出来事がありました。

 

 

 

 

 

相談したことは、

 

実家や義理実家の助けありきで、育児している人がうらやましく、

なんかモヤモヤする

 

 

ということでした。

 

 

 

 

というのも、私たち夫婦は双方の実家が遠方で(私側は電車で1時間半の距離。近いほうですね。夫側は飛行機使う距離)、

出産後は夫も仕事でとても忙しく帰宅が10時を回ることは珍しくなかったです。

彼も彼で仕事のプレッシャーもあったようで心身疲れていたと思う。

 

 

 

 

里帰りもなく、母たちが手伝いにこれなかったのには訳があり、

私の母も彼の母も、病気で闘病中だったんです。

 

 

 

 

とにかく産後は体も心もきつくて、

母のことが心配だけど、新生児のお世話もしなければならない日々。

(しかも、子は4000g超えの大きい子で、物理的に抱き続けるのも新米ママにはきつかった笑)

 

 

 

 

 

私はてっきりそのうち母が赤ちゃんを見に来てくれるかな~なんて思っていたら

父から電話があり、「申し訳ないけど、それは難しい…」と言われてしまい、

私は頭の中が「・・・・?」となりました。

 

 

 

 

母の病状が良くないんだろうなということは父の言葉から察したけど、私は甘かった。

 

 

 

 

1か月検診を終えてすぐに、息子を連れて母が入院している病院に向かいました。

 

 

 

あの瞬間を思い出すと涙が出てくるのだけど、

私が自分の感情を感じきるのに必要なことだから書く。書きます。

 

 

 

 

 

 

緩和ケアの個室のベッドに横になっている人は、

出産1か月前に会った母とは別人だった。

ほんと。母に失礼を承知で言うけど、別人。容姿が。

 

 

 

 

 

たった二ヶ月で、病状が悪化してここまで悪くなるなんて、本当にびっくりした。

 

 

 

 

涙が溢れたけど、

会えて嬉しい涙なのか

驚きによる涙なのか

悲しみの涙なのか

何が何だかわからなかった。

 

 

母にそれが驚きや悲しみの涙だと思われたくなかったけど

涙は止められなかった。

 

 

 

 

抱きついたら折れてしまいそうな身体。

そもそも抱きつくもなにも、ベッドから起き上がることもできなくなっていたのだけど。

 

 

 

 

 

母は赤ちゃんの指を握ることしかできなかった。

抱くこともできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

それから2カ月も経たないうちに母は他界した。

 

 

そして、その丁度2か月後に義理の母も他界した。

 

 

 

 

 

 

 

はじめての育児で

朝夫が会社に行って夜遅く帰宅するまで一人での育児。

泣き続ける赤ちゃんに途方に暮れた。

 

 

寝れなくて身体も心もきつかった。

 

 

 

看病できず看取ることもできず、

ありがとうも直接伝えられなかった母との別れがつらくて苦しかった。

 

 

 

赤ちゃんのそばで泣くことも、申し訳なかった。

結局、親子で泣き続けた。

 

 

眠ってすべてを忘れたかったけど、細切れ睡眠しかとれなかった。

 

 

 

はぁ。。。。

しんどかった。

 

 

 

実母が応援に来てくれている人が心底うらやましかった。。。

 

 

 

 

 

 

 

この、苦しくて苦しくて辛かった時期に「私」が感じたことを

きちんと自分で感じきれていなかった部分が

私の中で澱のように静かにゆっくり沈殿していき、

澱は普段はその存在すら気づかれないのに、

私が「何か」に反応すると、

私の心はその澱でかき乱されてきたのです。

 

 

 

その澱は、アルケミでのはるかさんとのお話の中に出てきた「3割」なのですが、

その「3割」が・・・というのは長くなるので続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重たい話だったので、ちょっと一息。

私の大好きなsuica penguinの画像を…ハート

(好きなくせに私の交通系ICカードはPASMO笑)