こんにちは。

Nobukoです。

 

はじめましてのかたはこちら星

 

 

【外国との出会い編】の続きで、いよいよ大学留学編です。

 

 

 

はじめから英語がすらすら話せたわけではないんです。

勉強が得意ではないので何度も何度も打ちのめされ笑、

なんどもなんども自信をなくし、

それでもめげずに続けてきた末に今があります笑

 

語学・・・それはまるでドラクエのよう。。。

 

というのも・・・

経験値を積み、HPを高める。

呪文(英語)を覚え、使ってみる(話す)。

 

呪文が功を奏するときもあるけど(通じる時もあるけど)

伝わらない時もある(効かない時もある)・・・

 

 

それでも!!

 

 

ただただ経験値を積み、呪文を覚えていく。

そして使う!!!

留学中はその繰り返しでした。

 

 

話はそれましたが、前回の続き。

 

 

非英語圏出身者がアメリカの大学に入学するには、

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)というテストを受けて

志望校の規定のスコアを満たす必要があります。

私のスコアはぎりぎりだったけれど、

なんとかとある州立大学に編入学することができた。

(車を買う余裕はなかったので、車がなくても生活できる場所というのが学校を選ぶうえでの優先順位のひとつでした)

 

短大時代にがんばって取った一般教養科目の単位が効果を発揮し、二年次からスタート。
夢と希望を胸いっぱいに抱えて渡米したものの、

初めは授業に全くついていけず、またしてもこてんぱに打ちのめされた。

 

特に打ちのめされたのは、Introduction to International Relationsというクラス。

(忘れもしない・・・衝撃が強すぎて笑)


「この教室で、何もわかっていないのは私だけだ…」

いくつかの単語はなんとか聞き取れても、全体を把握できない。

次から次へと教授の話は進んでいく。

クラスメイトは発言していく。

私はなーーーーんにもわからない。

この絶望感たるや。。


やばいよ、やばいよ・・・
わたし、ここで何してるんだ?

 


発言を促されても、言葉が出ない。

何も発言できないから、教授にもクラスメートにもスルーされる。
恥ずかしさや無力感で、自分が惨めだった。

 

結局、このクラスはドロップアウトした。

 

 

他のクラスはもう何が何でも食らいついていくしかない!!
分厚い教科書に、グループディスカッション。

重なるペーパー(レポート)の提出。

そしてテスト。

 

初めの学期は、ショックすぎて涙も出なかった。

だけど、あきらめるわけにはいかない。

やるしかない。
それしかない。



なによりも、来て早々に無理だなんて、とてもじゃないけど親に言えない!!!

 


私の強みはとにかく行動することなので、

授業が終わると教授のところに行って自己紹介をして

英語力の問題で授業の内容がわからないところがあるから質問させてほしいとお願いをした。

快くサポートしてくれる教授もいたし、

甘えるなといわんばかりにだったら授業をドロップアウトしたらどうかと言う教授もいた。(ごもっとな意見だ。実際にそのクラスはあまりにも辛すぎてドロップアウトした)


もう、恥もなにもない。
とにかくやるしかない。

 

 

腹をくくり教授たちのOffice hour(教授が学生との面談のために開放している在室時間)に彼らの元に通い、

自分が理解したことが正しいか復習させてもらったりした。

 

図書館で勉強していると、テスト前には一緒に勉強しようと声をかけてくれたクラスメイトもいた。

(忘れもしない…Geology<地質学>のクラス。いろいろな石をガラス板にこすり付けて硬度をチェックし、石質を答えるテストだった)

私は勉強が得意じゃないから、英語のハンデを抜きにしても勉強は楽ではなかったのが実のところ。。

だけど、2年目からは学内でアルバイトを始めたりする余裕もうまれた。

大学の総合体育館の施設管理部の事務所で電話番とかコピー取り、

文具注文などの雑務が私のお仕事。

(金銭的余裕がなかったのがアルバイト始めた目的ではあった)

アルバイトしたお金で中古でマニュアルの一眼レフカメラを買って、写真にもはまった。


そうそう、アメリカの大学の良いところは、専攻とは別に副専攻も持てること。

専攻に関連するものを選択する人もいるけれど、社会学専攻だった私は美術(2D art= 2 dimentional art)のクラスを履修。

制作時間は英語力関係なく、制作に没頭できたものの、

授業での作品批評の時間では意見交換をするので、度胸もついたけど冷や汗もかいた。

 

徐々に英語にも慣れてきて、大学生活を楽しめるようになってきた。

 

 

最初の年のルームメイトと一緒に。顔パック中笑。パックが青いのがなんかアメリカっぽい。


社会学の授業も学年が上がるとテーマもより興味深いものになってきて、

どの授業を取るかの楽しみもできてきた。(相変わらず、勉強は得意でないが…)

 

外から来た人(私を含め)と現代アメリカ社会。

これは、私が引き付けられるテーマだ。

 

アメリカ合衆国という国の成り立ちから話すと長くなるし込み入ってくるのではしょるけど、

日本の北関東で育った私にとっては、アメリカという国はいろいろな人種の人がいて

そのいろいろな人たちが一つの国に住んでいて社会が形成されているのはとても不思議なことだった。

いろいろな社会問題を抱えているにしても、日本以上に国が広く、日本以上にいろいろな文化的・人種的バックグラウンドを持つ人たちが共存(できているかどうかはまた別の話で…)しているのはとても興味深かった。

 

そのあたりの現場を知るきっかけとなる恩師との出会いもあり・・・

もうちょっと大学時代のことで書きたいことがあるので続く!