寒いご時世だが、先月、初めてパチンコ・パチスロの月収支が+25万を越えた。

 そのうち11万くらいはソーシャルゲームに使ってしまったので儲かってないようなものなんだが、自分の人生の中では画期的なことだった。


 むろん、運に恵まれたところはある。慶次焔で26連、地獄少女で23連、リング2で16連、スケバン刑事や星矢や蒼天2で13連はしている。南国育ちにもそれなりに世話になっている。しかし、別に単発の稼ぎだったらもっと大きな記録を出したことはある。旧蒼天や仮面ライダーでは、一撃四万発を何回か経験している。それでも、大きく儲けたら大きく放出してしまうところがあったのがこれまでだった。今月はそうではなかったのだ。


 そこでうまくいっているオカルト方針を少し吟味し分析してみたいと思う。


■1 ギャンブルのみに頼らない


 いちばん大きな要素はこれである。ギャンブルの稼ぎが生活全体の稼ぎの中でいちばん大きい比重があるときは長期的に勝ちにくい。余計な執着が生じるからだ。いわゆるドツボにハマりやすくなる。

 この比重としては、月15万以上の定期収入があることが条件ではないかと思う。全部等価計算だとして、パチンコであれば27500発(15~24連程度)、パチスロであれば5250枚程度の分量である。だいたい、一日に出そうな額のアベレージMAXではないだろうか。アベレージMAXというのは勝手な造語だが、たとえば一ヶ月統計を取ったとして、複数回現れるゾーンのトップ収支という意味だ。単純なMAXだったらそりゃ五万発や万枚もあるだろうが、月に二度も三度も引けるものではない。

 しかし、一日8万~10万程度ならかなり期待しやすくなっているのが現状のパチンコ機、パチスロ機ではある。それが罠であって、もしこの程度の一日で動く額よりも月収が少ないのであればパチンコパチスロをすべきではない、と考える。バイトなりなんなりで一刻も早く就職をし、間違ってもギャンブルを本業にすることがあってはならない。


■2 時間をかけない


 日々働いているということはギャンブルにあてる時間が制限されるということだ。試行回数が減るという点で確率の常識には反するが、このことが実際には立ち回り上の有効性になる部分がある。

 筆者の考えでは、ホールというのは一般的に長くいれば長くいるほど負けるところである。一時間で一万円使うとして、12時間いたら12万円なくなる計算だ。そういう可能性が毎日ありうるのは恐ろしい。しかし、一日一時間しかいかなくなるのであれば、むろん一日の負け可能性は一万円まで下がる。

 じゃあ当たったときはどうするんだ、というのは当然の話だ。実際僕も先日リングを打っていたが、16連してまだまだ確変が続きそうな状態で閉店終了した。友人がミリオンゴットでストックが8個以上溜まっていた状態でこれまた取りこぼししていたりもした。目に見えるリターンを失っているので、とても損したような気持ちになるが、しかし、プラスならばこれでいいのである。

 パチンコの場合、右打ち消化機種であれば、1R8秒くらいで回る。16Rで128秒だから、バッファを見積もって約3分と考えよう。当たるまでの時間を考慮に入れるとして、安めに見積もって一回1500発が、一分ごとに当たるとしよう。そうすると一時間に15連くらいできることになる。一時間で22500発(9万円)ほど出るということだ。獣王や北斗百裂などならもっといい効率での出玉が期待できるだろう。


 だとすれば、直感的には、ホールには短時間滞在であればあるほどいい、ということになる。理論的には、常におすわり一発を期待するということだ。


 むろんこれは数学的な結論ではない。一時間で22500発出るのなら、12時間で26万発(104万円)を期待すべきだし、またそうできるはずだ。しかしこれが机上の空論でしかないことは誰しもが知っているだろう。個人差はあるだろうが、僕が見た限りではパチンコでは65000発程度、5号機では17000枚程度が天井である。実体としてもこんなものだろう。自分が出したことのある経験を踏まえればもっと下方修正すべきである。45000発(18万)の12000枚(24万)くらいではないだろうか。パチでもスロでも、だいたい20万前後ということだ。もう七年くらい打っているから、感覚的なズレが一般的に考えて大きいということはないだろう。

 ボーダーが20万なのだとすれば、一時間で9万が期待できるのだから、適正所要時間はだいたい2時間だということだ。誤差も踏まえて3時間くらいと考えても良い。

 今日までこういう計算をしたことはなかったが、しかし、最近はこのような時間の使い方をしていた。

 この時間制限で実践すれば、投資は必然的に最大でも3万円前後に収まることになる。実践上もだいたいそうなっていた。一度くらい引き際を見誤って四万に突入したことがあるくらいである。この考え方であれば、連チャンに入った場合はそれに応じて(閉店時間出ない限り)時間を延長できるのだから、現実には即している。


 ちなみにこれはもちろん等価の前提である。レートが安い場合は出玉が出次第粘ることが勝利の近道となる。初当たりを引くまでは上記の戦略が結構使えると思う。しかし、当たりの旨みが少ないので、当ブログの考え方的には等価以外打つべきではない、という感じになる。


■3 スロットリスク


 筆者もちょこっとスロットを打つが、全然勝てない。プラスになるときはだいたいが、7千円以内の投資で収まったときだけである。連チャンの確率が体感的にはパチンコより圧倒的に低く、いつも設定1を打たされているんだろうなと思わされて絶望的な気持ちになる。最近はミリオンゴットと押忍番長2を打っているが、前者は+5kくらい、後者は恐らく-10kぐらいだろう。


 最近のスロットは、4号機もかくやというような爆裂状態である。実際、ミリゴといい押忍番といい、まさに爆裂機のリプライズが目白押しとなっているだろう。もうすぐ北斗も復活する。その多くはART連チャンタイプである。ARTを引けなければダメなので、見た目のBIG数が多ければいいというものではない。単発のBIGでは上がり止めするには安すぎるのだ。従って初期投資がどうしてもかさむことになる。これがスロットリスクその一。


 スロットリスクその2は時間拘束性だ。本来はいいことなのだが、パチンコと異なりスロットは確率が設定に依存している。従って、高設定だと判断したらそのまま閉店まで続行になる。パチンコと異なり釘のせいで玉が入らない足踏みが起こらないということや、ART連チャンの場合そもそも途中で止める選択肢がないなどのこともあり、総合的に見てとにかく打ち続けなければならなくなる。連チャン中はいいが、そうでないときは「高設定じゃないかもしれない」「高設定でも負ける」というリスクに脅かされ続けることとなる。ARTだけでやめるのもひとつの手かもしれないが......。

 なおその点Aタイプがヒットアンドアウェイにはお勧めだ。具体的にはジャグラーやエヴァである。BIGを引いた後一回くらい飲ませてもいいかもしれなくて、高設定なら軽く引き戻してくれるだろう。どうしても最高風速はART機のほうが高いものの、BIGがサクサク当たる快感は代えがたいものがある。

 

 スロットリスク3は快感にも関係しているが中毒性である。AタイプもそうだがARTストックがマジでヤバい。筆者もハマったのが創世のアクエリオンだ。押し順六択に成功すればSPリプレイに突入し、二択に成功するだけでどんどんARTがストックされていく。完全アシストもありえる。これの全能感はハンパなく、虜になった結果大幅に負けた。天井も搭載しているが、天井の10G前にバケを引かされるとかそんなことは日常茶飯事だった。六択自力のギャンブル性は圧倒的で、当たれば低設定でも一撃数千枚がありえ、いつまでもARTが終わらないようなファンタジーを楽しむことができる。さすがに問題があると思われたのか最近は子役抽選型ばかりになっている。が、これはこれで+300Gなどの上乗せARTを引いた日にはやみつきにならざるをえなくなるだろう。


 スロットリスク4は高い難易度だ。目押し不要のマシンが多くなってきている一方で、ゲーム数解除やら液晶出目によるゾーン期待度通知など、把握すべき情報が多すぎるのが現状である。まして、子役を数えて設定推測となったら、各種数値の把握とともに、たゆまぬカチカチが必要となってしまう。勉強も必要なためハードルが高く、無勉強で打ち始めると大やけどの原因となる。パチンコも一時期MAXスペックの流行に伴って判別難易度が高まった。花の慶次などは余裕で潜伏確変のまま捨てられていることも多く、あるいは小当りばかりで当たりがないということになり、非常に打ち手に負担を与えることとなった。最近は反省したのかほとんどの機種がそうではなくなり、そもそも潜確がないものや、あっても完全告知であるものが多い(簡単セグ判別や、特定回転数を超えると確定など)。一方で確変がセグ判別できない南国育ちのようなものもあるが、出来無いというのなら逆に諦めもつくというものである。子役を数えるような必要もなく、例えばセグ情報のようなものはその場で携帯調査すればいいという、本質的に勉強がいらない分だけパチンコの方が、手軽である。


 スロットリスク5。とにかく疲れる。正直これが個人的にはいちばんのネック。12時間回すとかはもうあり得ない。肩が死ぬ。


■4 釘と台選び

 雑誌を見るとボーダーが書いてあるが、等価全盛の今の時代に25とか回る台なんてまずない。だいたい削りなしの前提で18回くらいがどの台でもボーダーになっているが、筆者の考えではよほど少ない回転数でなければよいという感じである。15回以上回るなら問題はない。ふつうは釘が重要なのでこういう考え方はありえないのだが、逆にこう考えてもらえば納得してもらいやすいかもしれない。むろん回るほうがいい。しかし、回るからといって終日回すということはありえないということだ。筆者は千円で74回平均で回るエヴァ2に座ったことがあるが、蓋を開けてみれば4万円の負けを喫した。2200ハマりを食らったからである。こういうバカらしさを避けるために時間制限があるのである。確率的には勝っている、という発言には真実があると筆者も思っているが、今回のエントリでは違う方向性の模索がテーマである。


■5 オカルト波理論

 波理論は嫌われるが、風水のようなものなのだから、店の意図を読むという観点から積極的に取り入れていくべきだろう。こういうのは店によって異なる傾向性を持っており、例えば、土日は回収日である、給料日後は回収日である、などのような風説は全く当てにならない。店の傾向は自分で調べてものにするしかない。

 筆者が感じる一例としては、月の前半と後半でゾーンが変わるようなものだ。前半は確率内(例えば399ゲームまで)で当たりやすいが、後半はハマりが起きやすくなる、などだ。この話もあくまでも筆者がよくいく店に固有かもしれないものであって、大事なのは実地調査である。こういう観点から言えば、時代遅れとされているジグマにも意味があるかもしれない。



■6 事後確率

 事後確率という概念がある。ABCの箱の中に一つだけ当たりがあり、最初にAを選ぶのだが、その後に「Cは空である」という情報が与えられた場合、AとBのどちらが当たり可能性が高いか、という問題で有名になった概念だが、答えは「Bに変更する」である。


 完全にこの理論が当てはまるわけでもないのだが、例えば朝一でゼロゲームの台Aを回すのと、閉店前ハイエナで5000ゲームB22R16の台Bを回すのでは、それは色々と異なるだろう。実践可能時間の問題もあるので一概には比較もできないが、重要なのはもっともらしさをどこで見極めるかである。


 スロットの場合子役を数えることでかなりそれができるが、パチンコの場合はそれがないことになっているため、釘しか頼るものがないということになっている。しかし、当ブログでは釘をあまりあてにしていないため、もはや参考にできるものがなくなってしまう。


 また、理論上の効率を求めるならばずっと打ち続けたほうがいいという問題はあるが、それに関わるケースがひとつ。筆者は、同じ店で午後にプラスを引いたあと、夜にまた訪ねてさらにプラスを引き、十万overの勝ちを出したことがある。というか先月のことだ。こういうケースをどう判断すればいいだろうか。筆者の考えでは、最初の実践がヤメるまで2時間以下ならば、時間をおいての同日再実践はアリではないかと考えている。店を変えて当たりを詰み増すケースというのはこういう条件の変奏ではないだろうか。逆に、時間を置かない場合、単に稼働が長引き大きな投資損をしてしまう可能性があるので避けたほうがよい。