今日は温かく気持ちがいい一日。朝コーヒーを飲んでから散歩がてら図書館に行って来た。図書館で本を読んで、お昼は公園で弁当。公園では子供がよく遊んでいて休日なのでお父さんの姿が多かった。少し眠たくなるとコーヒーを飲みながら本を読んで、気付いたら暗くなったので帰ってきた。
そんな一日。ほのぼの。

と、裏腹に読んでる本は慰安婦の話。慰安婦と聞くと従軍慰安婦を連想することが多いが、慰安婦は歴史的なもので昔から存在している。その歴史的資料についての本をよんだ。

その中で驚く内容の紹介。
・キリスト教の聖戦の十字軍にも慰安婦はいる

・幕末、宣教の名の下にイエズス会が入ってくるがそのバックにはビジネスが潜む。大名は洗礼を受けキリシタン大名なるもその目的は武器を買うこと。交換のカードの一つは人身売買、海外に多くの日本人奴隷が渡っていった。

・幕末から戦後にかけて拉致が頻繁に行われた。拉致グループの頭 伊平次は海外の至る所に風俗店をつくり日本から拉致でつれて来た女性を働かせる。その数5千人以上。莫大な富を作り、国を買い、ある島の国王にまでなる。伊藤博文は伊平次に感心して、取り締まるどころかビジネススタイルに関心をもって伊平次と話している。奴隷売春に対しての大物政治家がこのとうりなので当時の政治界の男意識がうかがわれる。

・戦争に突入すると40人の兵士に対して1人の慰安婦という基準がもうけられ、国内外含めおよそ20万の女性が犠牲になった。日本人女性は士官相手、捕虜の朝鮮や中国人は下級兵士相手、一日に相手にするのは20~30人。性病にもかかり、戦いにも巻き込まれ、辛さのあまり集団自決、敵から攻め込まれると日本の恥にならぬよう日本軍から殺される、2~3割しか生きて帰ってこなかった。

・慰安婦だけでなく、慰安「夫」もいた。つまりはホモ相手の男も強制されて存在していた。

・根底は女性を人として扱わない差別意識。

・西洋人が初めて黒人を見たときに法王に手紙を書いて送った。「この黒いものたちは同じ人間ですか?」  法王は「人ではない」と返事を書く。  ここから黒人差別と奴隷の歴史が始まる。

・ヒンドゥー教のカースト制度は「魂の階層制」からきているので絶対的差別。


人間の差別についてまだこれから調べてみようと思う。そしてそんな時代に差別を否定した偉人達の哲学も調べてみる。