短期大学を卒業後、大手電機メーカーに就職いたしました。
在職期間はわずか2年でした。

1991年、22歳で結婚、退職。
夫と二人で目黒区内にイタリア料理店を始めました。
以来2015年に閉店するまで子育てと飲食店経営者の妻として日々家庭と仕事に充実した生活を送っておりました。



私は、自分が前に出るよりも陰で支えて主役を光らせることが得意なタイプです。
飲食店経営ではオーナーシェフである夫を支えて参りました。

子育て真っ最中の40歳を迎えた頃に、オーナーシェフの夫との仕事に対する考え方の違いから今後の人生について深く考えるようになりました。

40歳を過ぎて、お勤めの経験のほとんどない私に何ができるか。
何ができるかではなく、何をしたいのか。
私の好きなこと、得意なことを生かせる仕事は何か。真剣に考えました。

たどり着いた答えは美容の仕事でした。

けれども、今まではサービスを受ける側、果たして提供する側に立つことができるのか、そもそも40歳を過ぎて雇用してもらえるのか。
考えても解決できないことに悩む時間はもったいないので、可能な限り自分を変える努力をしました。
当時今よりももっと太っていた私は健康的な体重になるまでダイエットをしました。
痩せて肌がボロボロになってしまうのを避けるため、食事に気を付け徐々に時間をかけて減量しました。

今までは、家庭と仕事の2か所の往復ばかりの毎日でしたが、休みの日には好きな美術館に足繁く通いました。
健康の為になるべく歩き、自分が心地よくウキウキするファッションで出かけるよう心がけました。

そうして新しい自分の夢に向かって少しずつ進みました。

2015年にイタリア料理店は閉店。
2016年のお正月には私は念願の美容の仕事に就いていました。

こうして始めた美容の仕事ですが微妙に違和感を感じていました。
飲食店の場合「間地さんの料理を食べたい」とお客様に言っていただける幸せな仕事でした。
お客様が、商品ではなく人を求めて下さる。
そんな幸せな経験を当たり前のようにしてきた私にとって、今の美容の仕事では残念ながら100%の満足感を得ることができなかったのです。

そこで私は原点に帰って、美容の仕事を選んだ理由をもう一度思い返してみました。

お客様を綺麗にしてさしあげたい。
笑顔になって帰る姿を見たい。

この願いを叶えられる方法は?
私は何から元気をもらえた?
綺麗になるには何が必要か?

答えはファッションでした。
綺麗な心躍る洋服に身を包み、好きな場所に好きな時に行ける。
私にとっての元気の源できっと、同じように悩みを持った方たちにも元気を届けられるに違いないと考えました。

今まだまだファッションを勉強している真っ最中ですが、それだけに皆さまと同じ視点で悩み、解決していける自信がございます。
乗り越えてきた様々な経験でお客様を笑顔にできるファッションコンサルタントを目指します。

どうぞよろしくお願いいたします。