今日は
あなたの実家を片付ける時に
父親が乗り気でない場合の対処方法についてです。
コチラのブログでは
片付けに関するマインドやコツなどを
発信しています（ときどき日常の出来事も）
先日
門松制作講習会に参加して
自然素材オンリーのミニ門松を
作りました。
（バランス悪っ
）
新年を迎える準備として
大掃除をする前に
整理収納を見直すとイイですヨ。
さて
実家で父親のモノを片付ける時は
母親の場合とは少し違うポイントがあります。
あなたが
父親の部屋を片付けたいと思っていても
当の本人は
“何も困っていない”
“片付ける必要性を感じていない”ことが多いです。
（安全とは言い難い寝室の例）
あくまでも一般論ですが
特にあなたの父親の世代は
母親よりもプライドが高く
子どもにとって
りっぱな父、頼もしい父でありたいと思っています。
だからこそ
そんな父親の気持ちや立場を
損なわないように尊重して
片付けていく必要があるんです。
次の画像は
いつも片付いている70代夫の部屋。
昔はモノで溢れていましたが
いつしか自分で片付けるようになりました
私の片付け収納のお客さまで
奥様のクローゼットを整えたら
ご主人も片付けたいと
依頼してこられたこともありました。
まず最初の一歩として
“片付けようかな”
と父親自身が思うように
あなたが仕向けましょう。
そのための方法は２つ。
【その①】
あなたと母親が
リビングやキッチンを
楽しそうに一緒に片付けている所を
見せる（聞かせる）
父親は
楽しそうな母親が羨ましい
自分も子どもと
楽しく過ごしたいと思うはずです。
「片付けは楽しいんだ」
と思ってくれるかもしれません。
【その②】
片付けた空間が
心地よい事を実感してもらう
この時
「片付けると気持ちいいでしょ」
などと感情を強要する必要はありません。
誰でも
快適な空間は感じとれるものです。
つまりは
子どもに言われたからではなく
父親自身に「片付けるぞ」
と意志を持ってもらうことが重要なんです！
そして
父親が片付ける気になったら
父親が大切にしているコトやモノを
教えてもらうつもりで
一緒に片付けていきましょう。
指図は禁物です
あくまでも父親のことを理解して
気持ちに共感するように作業をしていけば
会話がはずむようになります。
時には論理的な話を混ぜると
納得してもらいやすいです。
会話の中に
次のような具体的な数字を
入れても良いでしょう。
2023年の国民一人当たりの
“かくれ資産”は53.2万円になる
（2023．11.15メルカリ）
＊「かくれ資産」とは
１年以上使用せず、理由なく保管してある不用品で
メルカリが金額換算した数値
70㎡3500万円のマンションの場合
押入れ1.62㎡で年間2.8万円を
押入れ代として払っている
（2011.12.9SUUMOジャーナル）
なんの理由もなくモノを置いておくことが
いかにもったいないかを数字で示せば
父親の片付けギアが上がるかもしれませんヨ
参考にしていただければ幸いです。
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