- こんにちは。
読書癖が復活してきたポニョです。
寝る前にベッドの上で読みながら、大抵寝てしまい、気づいたら本がどっかいってしまうパターンがほとんどですけど。。
久しぶりに1冊読み終えました。
やっぱり読書すると、興奮しますね。
いろんな人の考え方だったり、新しい知見だったり、
とにかく新しい刺激をもらえるので気持ちがグンっとします。
今回読んだ本は以前尊敬するK先生から借りた?(もらった?)本なんですが、非常におもしろかった。
そして、思いつきました。
ブログで紹介するついでに本の内容を振り返ってより読書を効果的にしょう。
ナイス名案。
名付けて「ポニョの本棚」
記念すべき第1回にご紹介するのはこの本!!
- 進化しすぎた脳 (ブルーバックス)/池谷 裕二
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
・著者紹介
池谷 祐二(いけがや ゆうじ)さん
1970年生まれ。薬学博士、現在東京大学大学院薬学系研究科講師、科学技術振興財団さきがけ研究員。
専門は神経薬理学、光生理学。
代表著書
「記憶力を強くする」「脳はなにかと言い訳する」「海馬」など。
※注意点
本書の中にはこれまでの様々な研究をもとに著者の大胆な発想で脳について語られる部分があります。
しかし、その考え方がおもしろく、これまで持っていた脳に対するイメージが変わってきます。
すべて鵜呑みにするわけではなく、考え方の一つとして楽しめるものになっていると思います。
この本は、薬学博士として脳の研究に携わっていた池谷さんが、
中高生8人に脳についての講義をする、という内容になっています。
中高生に対する脳の講義なので非常に分かりやすく、
しかも当時の最新の知見が取り入れられているため、内容的にも結構深い部分まで踏み込んでいます。
中でもおもしろかったのが以下の3点。
1.脳は体をコントロールしている、そして体も脳をコントロールしている。
一瞬、ん!?と思ってしまいやすいんですが、一理あり。
そもそも脳の中の身体地図は可塑的だし、右手がなくなったら脳の右手の部分の領域も変化する。
そういう意味では体が脳をコントロールしている、といっても違和感はないかな。
リハの世界でも言える、というかよく感じること。
「骨折した足」、これは体に障害を負うだけではなく、確実に脳にも障害とは言わないが、変化をもたらす。
変化しなかったら、おかしいでしょう。
これは以前、K先生が「整形と脳」の勉強会の部分で触れていた内容とも一致するのかな、と。
ちなみに本の中では、イルカと人間の脳の大きさにも触れています。
イルカと人間では脳が大きいのはイルカ。
では人間よりイルカの方が知能が高いのか??というような内容。詳しくは読んでみてください。
2.人間の脳は非常にいいかげんに出来ている。
だが、そのいいかげんさが人間の一番の特徴である"環境に対して柔軟に行動できる”という特性を
生み出している。
脳は電気信号を伝えることにより活動している。
そしてその電気信号はシナプスにより神経細胞から神経細胞に伝えられている。
ところで!!シナプスの伝達は100発100中なのでしょうか??
答えはNO!!!
人間のシナプスは、そのシナプスによって伝わる確率が異なるのです。
運動神経のシナプスは100%に近いようですが、シナプスによっては20%程度の確率でしか、
伝わらない場合もあるようで、それが脳のいいかげんさにつながっているよう。
なぜ、人間の脳はいいかげんになっているのか、その必要性はあるのか?などについては
本を読んでくださいね。
3.脳の消費電力は1月300円!!!!
脳は身体の消費エネルギーのうちの実に20%も占めているらしいんですが、
電気代にすると、わずか月300円!! 実にエコ。
そしてその消費電力のうち、約85%が自発的な活動により消費されているらしい。
つまり意思をもった行為や思考に使われるのは、たった15%、ということ。
そして残りの85%の自発的な活動が、実は意思決定や記憶に関係しているらしい。
このへんは難しくてまだよくわからんのですが、おもしろい研究論文を一つ紹介することでよしとさせてください。
~まず、被検者に色々な単語を暗記してもらう。
そして、その後、いろいろな単語が書かれたカードを提示し、そのカードの単語が最初に覚えた単語の中に存在したか、しないか、をこたえる実験を行う。
研究者たちは、正解と不正解を決定する因子を探し出した。
その因子が、問題の難しさなどではなく、被検者の脳のゆらぎが決めていた、ということが分かった。
つまり、その単語を暗記する直前(単語を提示する約2秒前)の脳のゆらぎで、覚えられるかどうかが決まっていたという。~
そのゆらぎというのは脳波で計測したものらしく、一般的にいう集中力とは違うよう。
もっと単純な脳が自発的に活動している状態によるもの、ということ。
この辺が暗記のしやすさ、とかふいにおとずれるど忘れとかに関係しているのかも!?
いやぁますますよく分かりませんが(笑)
そういうこと考えると学習、というメカニズムがますます分からなくなってしまった。
という、意味で気になった内容でした。
以上、第1回、「ポニョの本棚」でした。
読みやすいのでお勧めです☆
次からはもっと短く書きます。
長文失礼しました!!!!!