夜の道路に座るネコ。
太陽の昇らない、沈んだ紺色の空。
ぱりぱりと音をたてるのが今にも聞こえてきそうな、乾いた空気。
吐いた息が瞬時に凍りそうな、氷点下の気温。
うーん、まさに「暗い、寒い、寂しい!」の、三重苦な冬の外の世界。
家を出て、仕事場へ向かう、朝。
仕事を終えて、家へと帰る、夜。
どちらも、ほとんど、ひと気のなくなっている道を、
そんな中、1人、自転車に乗って走っている毎日。
そんなところに、いつも無言で、ホウキ片手に
毎日同じ場所を掃除しつづけているおじさん と、突然、顔をあわせるのだから、
怖くて当然だよなあ・・・・・・。
とはいえ、ときには、こんな出会いもある。
誰もいない寒い夜に、一人道に座って、
何もない道路の先をただ、見ている子供ネコ。
待ち人来らず?
