風邪と無茶をした一日。
たとえ、風邪をひいていて、立つのもやっとというような状態でも、
手伝えることはあるぞ、と上司からの返事。
うーむ、クリスマスも近いって言うのに、優しさの欠片もないなあ。
私のサンタさんは、いったい、どこにいったんだろう・・・・・・。
「ま、手伝えることがあるのなら、行きますっ」
と、いざ、体にムチうって仕事場に行ってみれば、
みんなに風邪をうつされたら困るから、と、一人、別の場所に隔離される。
わーん、私だって、好きで風邪ひいてまで仕事しに来たわけじゃないぞっ!
来てくれ、ていうから、無理してきたんだいっ!
仲間の声も、仕事の慌ただしさも感じられない、
殺風景な部屋で、黙々と仕事をこなすこと、約半日。
上司のおごり、という食事を差し入れられるも、気分が悪くて、食べられず。
持ってきてくれた人は、食事を置くと、慌ただしく扉を閉めて戻っていった。
・・・・・・仕事が、忙しかったからだよね。
うん、きっと、そうだ。
そうだと思いたいっ!
さすがにこれ以上は無理、という体調になって、帰らせてもらおうと、
上司のところに行くと、とたんに気遣うような表情。
「すまなかったな。無理しないで、辛くなったら帰ってもいいぞ。
本当にお前のおかげで、今日は助かったよ。ごめんな」
うっ、体が弱ってるときに優しくされると、泣きそうになるじゃないかぁ・・・・・・。
でも、そのあとにつづいた言葉が、全てを忘れさせる。
「じゃ、また明日」
うっ、うっ、うっ・・・・・・、風邪なんて、ひくものじゃないなあ・・・・・・。