冬との対決。
寒いのが苦手だ。
どんなわずかな隙間から入ってくる、どんなわずかな風でも、
一度でも感じとってしまうと気になって、
どこから入ってるんだ!と探さずにはいらない。
うーん、寒さは私の敵だ。
でも、冬は好きだ。
私の実家がある地方は、豪雪地帯と呼ばれるような地域で、
毎年、もっとも雪が積もる時期には、
家のすぐ前で、大人三人くらいは優に入れそうな、大きなかまくらを
作ることができた。
子供のころは、雪が降るのが楽しみで、
寒くなりはじめると、ワクワクしていた。
朝、起きると真っ先に部屋のカーテンを開けて、外を確認したりした。
雪が積もるということは、子供にとって、遊びの手段が
一つ増えるようなものだった。
でも、反対に大人たちにとっては、雪がふれば、
その除雪に追われることになるので、
仕事が一つ追加されるようなものだった。
だから、毎年冬になると、
「雪なんて降らなければいいのに」
と大人たちが言っているのを耳にして、子供心に私はそれを聞くたびに、
「それは困る!雪が降らなかったら、冬なんてただの寒い日じゃないか!」
と思っていた。
のだけど、今、自分が大人の呼ばれる立場に立ってみると、
「うう、雪なんて少し降れば充分だよっ!」
と思ってしまう私は、わがままなんだろうか。
うーむ・・・・・・。